日本明慧
■印刷版   

山東省蒙陰県:法輪功修煉者・公茂福さん、郭金栄さん夫婦の受けた迫害状況

  (明慧日本) 山東省蒙陰県北関村の公茂福さん、郭金栄さん夫婦は1999年春、法輪功の修煉を始めた。法輪功の修煉はこの家庭に大きな変化を与えた。以前、公さんは高血圧、頭痛、頚椎症などを患っていたが、修煉によりすべて完治し、家族も大変仲睦まじくなり、一家は幸せだった。

  ところが、良いことは長続きしなかった。1999年7.20以後、江沢民集団が法輪功に対して残酷な迫害を始めた。公さん夫婦2人は肉体的だけでなく、精神的、経済的にも残酷な迫害を受けた。

  2003年2月のある日、城関鎮派出所の2人の警官が突然公さんの自宅に強引に押し入った。公さんが留守だったため、警官は妻に「夫を探せ」と指示した。その後、「610弁公室」のメンバー・張勇は数人の部下を引き連れ、有無を言わせず、公さん宅のものをすべてひっくり返した。

  ちょうどその時、公さんが帰宅した。警官は公さんの身体検査をして、6千元の現金と携帯を奪った。その後、法輪功関係の書籍、数冊の真相資料などを没収した。公さん夫婦2人も不法に強制連行した。

  警官は夫婦を強制連行したが、これだけでは問題は済まなかった。警官は同じ手段で公さんの長男の経営している店を捜索し、ひっくり返した。次男は警官に「なぜ、ヤクザのように一般庶民の生活をかき乱し、商売を邪魔するのか?」と攻めたが、攻められた警官は腹を立て、後で殴ってやると言い放った。

  夫婦が県の「610弁公室」の留置場に拘束されている間、肉体的、精神的に非人道的な虐待を受けた。特に妻の郭さんは、自分は何も悪いところはなく、ただ、健康のため、良い人になるために法輪功を修煉しているが、そのために「610弁公室」の警官・王偉に殴られたり、蹴られたりした。王偉は革靴で郭さんが倒れるまで脚を蹴り、また床に横たわった郭さんの頭部を殴りつけ、ついに気絶した。

  その後、警官は公さん夫婦に法輪功を中傷したビデオを強制的に見せ、また、いわゆる「批判書」を強制的に書かせようとした。拘束されてから20日が経ち、家族を通じて贈り物をし、人に頼んでお金を贈ってやっと夫婦は家に戻って来た。公さんは「610弁公室」の関係者に1万2千元をゆすられ、家庭の経済状態は困難に陥った。

 それ以後、「610弁公室」のメンバーは公さん一家に対してたびたび生活を侵害し、昔のように安定した穏やかな暮らしはできなくなった。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年10月16日




(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/6/187190.html