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四川省成都市:高齢の楊建忠さんへの迫害の状況


文/大陸法輪功修煉者

(明慧日本)法輪功修煉者・楊建忠さん(70才男性)は、成都市温江航空宇宙部7111工場の高級審議エンジニアであり、審査で7111工場のために数千万人民元を節約したことがあり、その功績から、かつて四川の「優秀審議エンジニア」賞を獲得した。

 楊さんは7111工場のために熱心に働いた結果、胃炎や眩暈など多くの病気に侵された。よくトイレで卒倒し、失禁した。1996年、幸運にも大法を得ることができ、 「真・善・忍」に基づいて自分を律し、心身ともに大きな変化が現れ、多くの恩恵を受けた上、さらに工場のために多額の医薬費をも節約した。しかし、工場側は中国共産党の支配と指図の下、2008年3月、楊さんを新津洗脳班へ連行して迫害し「真・善・忍」の信仰を放棄させるよう命令を下した。楊さんはこの理不尽な対応を知り、4月初め、家を離れ放浪生活の選択を余儀なくされた。

 70歳の老人でありながら、やむを得ず放浪生活をしていた。ホームシックから、7月6日午後3時頃、そっと家に帰ったところを悪人に発見された。5時頃、電話が鳴ったが、安全のために受話器を取らなかった。7月7日午前8時20分頃、楊さんは朝食を買いに外出し、8時50分頃帰宅すると、すでに工場の保衛科・劉旭が門口で待っていた。楊さんが近づくと、親切ごかしに「楊建忠さん、あなたの靴はびしょ濡れじゃないか、早く帰って履き替えなさいよ」と言った。楊さんが入り口に着いた途端、まだ中にも入らない内に尾行して来た保衛科の呉涛、劉旭、公平派出所の警官とともに、パトカー3台、マイクロバス2台を要した10数人によって連行された。警官らは楊さんを後手に手錠をかけ、また前後左右から写真を撮り、パトカーに押し込んだ。公平派出所へ移送後、警官らはめった打ちし、さらに温江留置場に拘禁した。連行時、警官らは楊さんが身につけていた鍵を奪って自宅に押し入り、不法に家財を差し押さえた。楊さんの数十年にわたる労働と節約、そして各種の稼ぎや商売をして蓄えた10万元の養老年金を没収した。

  調査によると、8月下旬、楊さんは再び新津洗脳班に移送され、10月9日にはさらに成都武侯区のある病院で、薬物によるさらなる迫害を強いられているという。悪人らは楊さんが不治の病にかかったと言いながらも、情報は一切外へは伝えようとしない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年10月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/15/187785.html