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蘭州市:医師・路玉英さんが強制連行された

(明慧日本)2008年8月8日夜8時、蘭州市安寧区の法輪功修煉者・路玉英さんが、不法に侵入してきた城関支局の10人の警察官に不法に強制連行された。警察官らはまた息子の学習用のパソコンを奪った。家族は方々に路さんの所在を尋ねたが、いまだに行方不明で、どこに拘束されているのか分からない。

 路玉英さん(45歳女性)は、2000年から法輪功を修煉し、その後、本質的に大きな変化がもたらされた。

  法輪功を修煉する前は、路さんは気が短く無頓着な性格だったが、修煉後、優しくて、賢く、善良な女性になろうと決意した。自分の営んでいる火傷診療所で火傷の患者を治療する際に、もっとも頭を悩ますのは患部の薬を交換することである。激痛のため、患者はいつも泣いたり叫んだりして、どうしても傷の表面に触らせなかった。それにしても、修煉の前までは、これらのことに一向構わず、いつも強引にガーゼを傷から剥ぎ取っていた。患者は激痛のため、息を殺し、半日は息が苦しく、また頭に大きい汗の玉をかいた。法輪功を修煉してからは、路さんはよく言っている、「医師として確固とした品性とよい医師であるべく道徳心を持ち、患者の苦痛をよく理解しなければなりません」。それ以後、患部の薬を交換する際は、まず消毒水でガーゼを浸し、ピンセットで少しずつ軽く剥がしていきながら、声をかけて患者を励ます。患者の痛みを和らげるため、時には美しい音楽を流すこともある。患者は、路さんが思いやりがあり、仕事も真剣に行うことから、親しみを込めて「法輪功の先生」と呼んでいる。

  修煉後、路さんは何事も「真・善・忍」に基づき、よい人になるよう努力し続けている。熱意を持って、だれでも困難や悩みがあれば極力手助けする。火傷は突発的な事故によるものであり、往々にして患者には何の準備もないのが普通のことである。とくに出稼ぎに来た人たちはまったくお金がなく、しかも重傷を負っていた。こうした状況下、路さんはよく先に治療してあげ、お金のことを後にした。一般の病院ならば、火傷の治療は2、3万元(30〜40万円相当)を必要とし、また傷跡も残る。路さんの診療所では、2、3千元(3〜4万円相当)だけで、しかも傷跡が残らない。しかし、この1、2千元でさえ、払えない人がいる。路さんはよく無料で火傷の治療を行っていた。患者の感謝に対して、路さんいつも「法輪功が私を変えたのです。もし法輪功を修煉していなければ、私は決してこのようなことをしません」と言った。

 しかし、こうしていつでも、なにごとにも「真・善・忍」で自己を要求する優しい医師が、法輪功を修煉しているため、警察官に強制連行された。家族はいたる所に情報を尋ねたが、いまだに行方不明のままである。いつものように、毎日、患者は絶えず路さんを尋ねて来たが、希望はふいになってしまった。彼らはみな警察の卑劣な行為を厳しく非難している。

  2008年10月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/19/184377.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/2/100334.html