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師父を堅く信じれば不可能なことはない

（明慧日本）邪悪な中国共産党が政権を握って数十年来、悪事は絶えることなく、政治キャンペーンを次から次へと繰り広げ、高官、著名な民主活動家、大学生、科学者、教授、庶民、世俗を離れて出家した信者にいたるまで、誰一人として害を受けないものはいません。一旦、共産党の弾圧の対象になってしまえば官職を失い、仕事を失い、自由を失い、同時に人身の迫害を受け、家族までもが巻き込まれてしまいます。

　このようなことを幾度も経験してしまうと、人々には中共に敵に回されると良い結果は訪れないという固定観念が形成されてしまうのです。中共悪党の一党独裁の社会では真実を語ることが許されず、真実を話す人は迫害を受け、口があっても物申すところがないのです。学法を通じて我々は、中共悪党が思うままに悪事を働くのは、旧宇宙の腐敗した要素によるものだと分かっています。

　 今日、師父が法を正されており、大法弟子は衆生を済度するために真相を伝えています。正しい念と正しい行いをすれば、旧勢力も反対できないのであり、中共悪党を利用して大法弟子を迫害することもできなければ、大法弟子の仕事と生活も何の影響も受けないはずです。これは法理上での認識ですが、真に正しい念と正しい行いを維持することは容易なことではありません。

　 なぜなら、これには我々が、中共の統治下で形成された一切の人心を放棄することにかかわりを持ち、気づきやすい心もあれば、なかなか気づかない人心もあるからです。多くの場合、問題に出くわしたときに浮かんで来る第一念は人心ですが、我々は往々にして気がつかない場合が多いのです。例を挙げて同修の皆さんと交流したいと思います。

　私は会社である部門の責任者を務めています。中共が大法への迫害を開始してから法を実証するために北京に行って横断幕を広げましたが、強制連行されてしまいました。悪辣な警官は私に罪を認めるよう脅迫しましたが、私は固く拒みました。結果、邪悪な当局は私を釈放するしかなく、その後も私は正々堂々と会社に戻り、私は責任者としての務めを続けました。その後も強制連行されたとき、洗脳班に入れられましたが、そのときも「転向」を固く拒み、そのときも釈放され、会社に戻り、元の職に復帰したのでした。このような結果は、中共が歴代に行ってきた様々な政治的な迫害とは全く異なるものでした。この問題について、以前は法の上で認識したことがなかったのですが、これは師父が法を正された結果であることを認識しました。これは私が正念を持って邪悪に向かった結果であり、決して中共悪党が良くなったわけではありません。

　その後、私はまた強制連行されました。しかし、今回は労働教養所に送り込まれ、酷い迫害を受けることになったのです。どうして最初の２回の強制連行の時と違う結果になったのでしょうか？　それは私が今回は人心で迫害を計り、旧勢力の按排した道を歩んでしまったからです。邪悪な巣窟から釈放されてから、師父のご加護の下、仕事に復帰したのですが、責任者の職は奪われてしまい、給料も大幅に減らされてしまいました。

　 ごく自然に私の頭をよぎったのは、悪党が倒れるまで責任者の職に復帰するのは不可能だという念でした。会社が給料を減らしたのは私に対する邪悪な経済上での迫害であり、私は思想上でこの経済上の迫害を否定していました。現在、私の仕事は再び調整され、比較的重要なポストに就くようになり、会社の上司も私の給料を復帰させると約束してくれました。これは、私が経済的な迫害を否定するという正念が生じたから、師父が按排してくださった結果だと認識しました。

　この変化に直面し、一部の知人は私を祝ってくれました。また「早く職務復帰できることを望みます」と言ってくれる人もいますが、私は彼女に「中共が倒れない限り難しいでしょう」と言うと、彼女は「果たして中国には叶某某のような悪人はたくさんいるでしょう？」と言いました。彼女のこの一言に私は考えさせられました。中共が倒れない限り私の責任者職務への復帰は不可能であるという考え自体が、旧勢力の罠にはまったのではないでしょうか？　これはごく当たり前のように思っていた人心であり、私は固く思想上で否定しなければならないのです。この正念があれば師父はかならず加護してくださるはずです。私も必ず中共悪党が倒れる前に職務復帰できると信じています。この結果だけが、迫害によって家族に与えたマイナスイメージを払拭することができるのです。

　不適切なところは、同修からの指摘をお願いします。

　 2008年10月21日

（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/19/188023.html）