日本明慧
■印刷版   

師父が修煉への道を導いてくださった


文/中国遼寧省大法弟子

(明慧日本)小学校六年生の時、母が既に修煉していました。当時は母に従って修煉をしていませんでしたが、大法の素晴らしさについてはよく分かり、師父と大法に感謝する気持ちでいっぱいでした。と言うのは、慈悲なる師父と法輪大法のおかげで、癌にかかった母が救われ、私の家庭が更に幸せになったからです。

 あの時、私はまだ修煉のことをよく理解できず、母が法を学びに行くと、私は友達のところへ宿題をやりに行ったものです。友達のお母さんも修煉者であり、師父の肖像を供えていました。私は毎日師父の肖像の前で拝んで、どうか母親が一日も速く治るようにと祈っていました。そうしたら、後で母が本当に直ったのです。そこで、この世に本当に仏が存在することを信じるようになりました。そして、私が本当に大法と縁を結んだのは、慈悲なる師父が一回また一回分からせるようにヒントを与えてくださったおかげです。

 母が法を得たばかりのころ、私は不思議な夢を見ました。風光明媚な朝、私は母と並木道を散歩していました。遠くの山々に囲まれ、周りに緑の敷物のような若草が敷かれ、鳥がさえずり花が香り、私たちはこの美しい大自然にうっとりしていました。ちょうどその時、遠くにある優雅なあずまやが目に入りました。すると、私たちは思わず山道に沿ってあずまやのところに行きました。あずまやの欄干に奇異な花と草が彫刻され、あずまやの真ん中に大きな円座が置かれていました。そこへ、「早く座禅しよう、座禅しよう」という大きくてよく通る声が耳に入りました。すると、私は足を組んで座禅し、だんだんと禅定に入るようになりました。朝起きてから、母に夢に見た内容を話したら、それはよく修煉するようにと師父が励ましてくださっておられるのだと母は笑いながら返事をしてくれました。

 またある時、夢の中で大きな災難に遭いましたが、私は何人かを救いました。すると、空に色とりどりの雲が漂い、空中から花びらが舞い落ち、また美しい音楽が立ちあがりました。そこへ、にこにこした弥勒仏が空からゆるゆる降りてきて、また「小施主、人も救ったし、あなたは本当に心が優しい。だから、御褒美に果位をあげよう。これからよく修めなさい」という鐘のように朗々とした弥勒仏の話が耳の傍で響きました。それから、弥勒仏が分厚くて暖かい手で私の頭のてっぺんを撫でると、あっという間に一陣の熱い流れが全身を駆け抜けていくのを感じ、とても気持ちがよかったのです。後で母が教えてくれましたが、それは師父が灌頂をし、体を浄化してくださったのです。それを聞くと、私は思わず合掌しながら「師父、どうもありがとうございます」と言いました。

 後で私は師範学校に入りましたが、月日が経つのが早いもので、あっという間に卒業を迎えようとしました。自分の子供が教師になれるように、裏取引したり、教育局の責任者や学校の校長に賄賂を使ったりする親がたくさんいますが、私は師父が必ず正しい道を導いてくださると信じていいますから、この手を使いたくなかったのです。そこで、私は毎日インターネットで調べたり、各学校へ面接に行ったりしました。しかし、暫くの間、何の結果もなかったので、私は意気消沈しました。

 ある朝、まだ目が覚めず、うとうとしていた時、突然私は学校のようなとても静かで美しいところに来たのを感じました。子供たちが運動場で輪を作って、整然と座禅をしていて、また動作を訂正してくれる先生もいます。私は不思議に思うので、ここはどんな学校ですかと座禅をしている生徒の一人に聞きました。「ここは明慧学校です。最高ですよ」とその生徒は微笑みながら答えてくれました。私はわけが分からなくて、「何で今まで聞いたことがないのだろうか」と思ったところへ、中年くらいの男性の方が歩いてきました。「おや、師父じゃないか」と私はびっくり仰天しました。「ずっと教育事業に貢献したいのでしょう。我々の明慧学校に来なさい。今教師がとても足らないのですよ。」と師父が微笑んでおっしゃいました。「でも、今私たちの地区にはまだこんな学校がありませんが」と私が言ったら、「大丈夫です。すぐ出てきますから」と師父は自信たっぷりに答えてくださいました。

 目が覚めてから母にこの夢の内容を教えたら、「なんと幸せなことでしょう。それは師父がこれからの道を導いてくださっておられるのよ」母はとても嬉しそうに言いました。この言葉を聴いて、私は師父に感謝する気持ちでいっぱいでした。師父が見守り、段取りしてくださったおかげで、今年卒業してから、私はある中学校に雇われ、今忙しい毎日を送っています。

 このように、私も修煉するようになりました。母は常に私と一緒に法を学び、また昔の経文を見せてくれました。最初のところ、私は自分が法を得たばかりの新しい学習者で、法に対する理解もまだ浅いし、正念もそれほど強くないので、衆生を救い済度することは古い学習者の行うべきことであると思っていました。こんな考え方を持っていたせいか、他人に「三退」を勧める時は自信が足らず、よく断られていました。

 ある日、私は師父の新しい経文《米国首都での説法》を真剣に学びましたが、師父は「皆さん個人が最後の圓満成就に向かう道のりの中で経験すべきこと、切り開くべきことのほかに、皆さんにとって最も主要なこと、つまり現在の最大のことは人を救うことです。このことがなければ、皆さんに教えますが、皆さんの修煉は随分前にもう終わったのです。」「ですから、私の立場からにせよ、大法弟子の責任からにせよ、私たちにこの責任があり、このことを行うべきだと思います。」と教えてくださいました。

 その日の夜、私はこんな夢を見ました。私は友達のところでテレビを見ていましたが、突然、画面に二人のアナウンサーが現れ、「今重要なニュースを放送いたします。今日の正午ごろ、神仏が現れる現象が全国各地で現れました。例えば、ある寺院の仏像が話すようになり、或る壁画に書いてあった神仏や仙女、飛天が空に飛び上がり、それから、各広場の上空にきらきらと輝いている法輪が現れました。」と放送しました。それから、生放送の画面が現れ、或る記者は空を指差しながら「皆さん、見て御覧なさい。この回りながらきらきら輝いている円盤はつまり十何年前から伝わってきた法輪大法の印——法輪なのです。だから、法輪功学習者達の信奉が真実なものであるとこれで証明できるのです。このすべては預言家誰誰の預言とまったく一致しています。」と言いました。それを見て、私は手を上げて歓呼し、友達に向かって、「ほら、これで信じるでしょう。法輪大法が真実なものですよ」と言いました。と同時に、法がこの世を正す時間になった、早く人を救おうと気づくようになり、ドアを飛び出て、会う人ごとに「それは命に関わることですから、法輪大法が素晴らしい、真、善、忍が素晴らしいという言葉をしっかリ覚えてください。」と教えました。

 その時、押しかかるような黒い雲が空一面に張り、宇宙全体が回り、九つの惑星も速やかに回転し、あっという間に一列に並んだのを見ました。そして、周りがますます暗くなってきて、ただ遠くの一箇所だけが光っていました。元々平らだった地面も高低の差が付くようになりました。急に遠くから洪水が土砂を交えて天地を覆い隠すような勢いでやってきて、すべての人は皆光っている高地に向かって走り出し、私も狂ったように走りました。しかし、たくさんの人は何かに引かれたようで、なかなかスピードが出せず、皆洪水に巻き込まれてしまいました。私が高地に着いてから気づいたのですが、ここと洪水の間に透明の壁が隔たっており、それを突き通して、高地に着く人もいれば、いくら頑張っても無駄で、洪水に巻き込まれる人もいました。高地に着いた人は皆きれいな服に着替えられました。高地の至る所に皆珍しい花と木が植えられ、まるで仙境のようです。このすべてを目にして、「師父に感謝いたします。こんな真新しい世界を切り開いてくださる法輪大法に感謝申し上げます。新しい世界で生活できて、なんと幸せでしょう」と私は真心から感嘆しました。

 「法がこの世を正すまでにはそれほど時間がないから、時間を大事にして人を救うように」と言うことを分からせために、師父がこの不思議で真実な夢を通して、ヒントを与えてくださるのだと私は思いました。

 同修の皆さん、師父のご教示をしっかりと心に刻み、歴史が賦与された衆生を救い済度すると言う重任を背負い、三つのことをよく行い、更に多くの衆生を救い済度するように共に努力しましょう。

 2008年10月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/2/175646.html