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大法(ダーファ)の聖地に足を踏み入れて


文/中国の大法(ダーファ)弟子 エンジェル

(明慧日本)私は中国北方のある都市からやって来て、イスラエルで大法(ダーファ)の聖地に足を踏み入れることが出来ました。実は今年の春、私は仕事の疲れから、背中の痛みに耐えられなくなったのです。日々痛み止めの薬を飲むことで、ようやく眠ることが出来るほどのつらさでした。この時、私はふと法輪功(ファルンゴン)のことを思い出しました。この話をするには、時間を1997年まで逆戻しする必要があるでしょう。まずは私の同僚の李さんというお嬢さんのお話をします。李さんは夫婦共ども、大法(ダーファ)弟子です。

 1997年の秋、李さんの母親は直腸癌を患いました。しかし、李さんの提案で、李さんの母親は法輪功(ファルンゴン)の修煉を始めました。法を勉強してから、李さんの母親は日々顔色が良く、とてもにこやかな表情になり、病人とはまるで思えなくなったのです。1999年7月20日、中共は法輪功(ファルンゴン)への迫害を開始しました。それからというもの、李さんの母親は、残念なことに不法逮捕を恐れて煉功をやめてしまったのです。李さんの母親はその後、癌細胞が全身に広がることで、今生の幕を閉じました。医者に「余命六ヶ月」と宣告された母親は、それでも1999年12月まで生きることが出来たのです。……当時、私は病気を治療出来るという考えから、大法(ダーファ)を学ぼうと考えていました。ところがそのとき、私は仕事があまりにも多忙で、まったくと言ってよいほど、大法(ダーファ)を学ぶ暇がなかったのです。しかし、大法(ダーファ)を学びたいという一念は、善なるご縁を私に与えてくれました。

 法を得る前夜のことです。私は不思議な夢を見ました。夢の中で、誰かが私を空飛ぶお皿形の乗り物に引き連れていったのです。その乗り物には、アジア人やヨーロッパ人などが乗っていました。停止した乗り物の周囲を見てみると、後方は騒がしい都市で、前方はユートピアでした。私たち一行は、ユートピアに向かい、そこで盛大なるパーティを開こうとしていました。そのとき、私は夢から目が覚めたのです。夢の中のシーンは、とてもはっきりとしたもので、誰かが私に道を教えてくださったこと、その道が光に満ちたものであることを、私は心の内に感じ取っていました。

 二日目の夜、私にとって小さな、しかし意外なことが発生したのです。医者は私に「五日間休むように」と言ってくれました。この小さな医者の一言で、私の人生は大きな転機を迎えたのです。蓮さんという名のイスラエルの大法(ダーファ)弟子の助力のもと、私は幸いにも法を広める大きな活動に参加することが出来ました。その日は5月13日でしたが、後になって5月13日が「法輪大法(ファルンダーファ)デ−」であることが分かったのです。実は、この日は法輪大法(ファルンダーファ)が世に伝えられてから、きっかり16周年目に相当するとても重要な日でした。しかも、私はまさにこの日に一生の宝である書物、『轉法輪(ヅァンファルン)』を得ているのです。

 私が法を勉強して一カ月足らずで、奇跡が我が家に訪れました。私が外からうちに電話をかけると、うちの子供がこのように言ったのです。「眼鏡をかける必要がなくなったよ、頭も痛くないんだ」と。もともと、うちの子供はひどい乱視で、医者から一生眼鏡をかけるしかないと言われて来たのです。「眼鏡をかける必要がなくなった……」。その一言を聞いて、私の目にどっと涙があふれ出て来ました。これはまさに「奇跡」です! 私には信じられないほどの「奇跡」だったのです!私は心の中でこう思いました。「これは慈悲深き偉大なる師父のご加護のたまものであり、洪大なる佛恩の現れでもある」と……。一人が煉功すれば、家族全員が受益するという話は、まさに『轉法輪(ヅァンファルン)』の内容通りだったのです。

 3日後、今度は私自身に、もう一つの奇跡が起きました。「天目(てんもく)」が開いたのです。入静して煉功するとき、私の眼前に一重一重の金色の輪が現れ、さらに紫の回転する穴が見えたのです。私がその穴から旋回して出ると、袈裟を身にまとった師父が、天上で蓮の花の上に座っていらっしゃるのが見えました。その下の一重一重の花には、大法(ダーファ)弟子が座っており、その中に私が知っている大法(ダーファ)弟子も1人いました。私は「自分が知っている同修がもっといるのではないか」と思い、見てみようとしたところ、突然何も見えなくなったのです。「執着心が起きたことが原因なのだ」と、私はすぐに気付きました。また何度も他の同修の前世が見えたのです。このとき私は自然に逆らうことなく、自らの心性をしっかりと守り、いかなる心も生じないようにしていました。

 現在、私はすでに背中の痛みがなくなっただけでなく、大法(ダーファ)に対してさらに深い認識を持つようになりました。大法(ダーファ)は病気治療と健康保持が出来るだけではありません。さらに肝心なことは、あなたの心性の向上や心の浄化であり、あなたの人生をじっくり見直しさせることでもあり、また「生命の究極の真理」を悟らせてくれることでもあるのです。

 友よ、貴重な書物、『轉法輪(ヅァンファルン)』を読みましょう。『轉法輪(ヅァンファルン)』は、まさに「あなたが自ら天に上るための梯子」なのですから!

 以上は、私の短い修煉の体験です。同修の皆様方とこの体験を分かち合いたく、私はこの文章を記すことにしました。適切でないところは、同修の慈悲深いお心で、ご叱正を願いたく存じます。

 (第六回イスラエル法輪大法(ファルンダーファ)修煉体験交流会での原稿より)

 2008年10月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/23/188372.html