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内モンゴル:欧陽占東さん、河北省労働教養所で迫害され危篤

(明慧日本)内モンゴル莫旗の法輪功修煉者・欧陽占東さんは河北省保定労働教養所で迫害され危篤状態に陥った。血圧は200に上り、頭部血管にもひどい病変が認められ歩行が困難になった。それでも、労働教養所は釈放せず、面会だけでなく弁護士との接見さえも許さなかった。

 欧陽占東さんは2008年6月30日、保定市高陽県の警官によって強制連行され、数日後には欧陽さんが既に地元の人に迎えられたと嘘をつき、家族に知らせることなく労働教養に処した。現在、欧陽さんは連行された当時の薄い服のままである。

 欧陽さんは不法に保定市八里庄労働教養所第二大隊に拘留された。80歳あまりの母は息子が迫害され危篤状態になった事を知り、自ら保定へ面会に行ったが、労働教養所の拒否に遭い、癇癪を起し、病院で緊急救助された。

 欧陽さんと両親は、それぞれ内モンゴルの呼盟莫旗尼爾基鎮と鄂倫春旗大楊樹鎮に住んでいる。1999年、法輪功への迫害が始まって以来、欧陽さんは「真・善・忍」を堅持したため、度々莫旗「610弁公室」の張世斌によって迫害された。2004年、不法に労働教養3年を科され、チチハル市双合労働教養所に拘留された。2006年3月9日、瀋陽蘇家屯で生体から臓器を摘出するという蛮行が暴かれ、各監獄、労働教養所は法輪功修煉者を秘密に移送、拘留した。欧陽さんは綏化監獄に移送された。2008年2月末頃、張世斌は度々欧陽さんの両親の私生活を侵害し、息子を手渡すよう強要した。80歳を超えた老親は息子の事を案じ、ただ泣くばかりである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年10月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/25/188477.html