日本明慧
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内へ向かって探し、関門を突破

(明慧日本)私の夫はかつて修煉していたのですが、現在は修煉したりしなかったりの状態です。夫はずっと私が真相を伝えることに反対し、いつも危険だと思っていました。もう真相を伝えないように約束させようとしたこともあります。もし私が資料を作って真相を伝えているのが分かれば、怒鳴って口論となり、烈火のごとく怒り、とても平穏な家庭にはなれないでしょう。

 そこで私は、いつもこそこそと真相資料を作成し、夫が留守の間に2、3冊の『九評』を作って直に送るということをずいぶん長い間続けていたのですが、この状態は良くないと思っていました。

 明慧ネットを見て、内へ向かって探し始めてみると多くの執着心が見つかりました。問題があれば自分を修めるよう法を学び、大法弟子の執着心を理由に旧勢力は迫害を按配することを理解しました。これらの問題は自分の心性に対するものでした。法に自分の行動と思想を照らしたところ、たくさんの執着心を発見しました。たとえば闘争心、嫉妬心、色欲の心、顕示心、無頓着、独善的などです。夫に対する不満や非難をできるだけ放下し、以前より多くの面で良くなり、修煉していくらかの執着心を捨てることができ、同時に法を暗誦し発正念を堅持しました。当然、師父の要求にはまだまだほど遠いのですが。

 最近特別な理由で夫とよその土地で仕事をすることになり、パソコンとプリンターが手元になく、真相資料を作成して衆生を救い済度することができないため非常に焦り、夫に隠して中古の携帯電話を買い、メールで真相を伝えることにしました。ある日、充電器を隠し忘れ、夫に見つかってしまいました。結果はただ一言、「通常の電話と使い分けよう、危険だから注意するように」と注意を促されました。私はとても驚いて、「電話を買ったことを知っていたの?」と聞くと、夫は穏やかに「あんたが考えていることぐらい誰にでも分かっているよ。メールで真相を伝えるのに使いたかったのだろう」と言いました。

 夫はもう真相を伝えることに反対しないと分かり、師父の慈悲なる加護に深く感謝しました。夫が真相を伝えることに反対していたのは、私の心性があまりにも悪く、執着心が多くて、常人にさえも及ばず、問題があっても内に向かって探さなかったことが原因でした。宇宙の法理に従って考慮し真相を伝えることに、旧勢力は反対出来ません。しかし、真相を伝えるとき、家庭内の妨害はとても大きくなり、これは心性が基準に達していないからであり、旧勢力はこれを口実に反対します。内へ向かって探し、心性が向上することですべてがうまくいきます。真相を伝えることに対し、夫の反対が賛成へと変化した過程です。人の一面では何もなくても、師父の要求に従い内へ向かって探し心性を向上させるだけで、すべては劇的な変化をもたらします。心に深く「修は己にありて、功は師にあり」を体得しました。私たちの心性が向上することで師父は私たちに最もよい按配をされることを体感しました。

 以上は私個人の体得であり、足りないところはご指摘ください。

  2008年10月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/25/188500.html