日本明慧
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神の考えをもって問題をみる


文/阿金

(明慧日本)数年来、私の回りに次々と同修が、旧勢力に病気のかたちで迫害されて亡くなり、肉体を失い衆生を済度する使命を果たせませんでした。この間に、私もかつて同修のために発正念をして、同修と交流したことがあるのですが、しかし本当に入念してはいませんでした。

 10月1日、私は家の壁を塗装したため、2日間忙しくてとても疲れていました。夜学法した時に、首の根元にちょっと変な感じがあり、何気なく触ると、いつの間にかソラマメ大の腫瘍が現われており、触ると少し痛く感じました。「リンパ腫瘤」だ! 私はこの考えに驚いて、すぐに数年前に私達の煉功場でこの病気で亡くなった同修を思い出しました。彼女が亡くなった時の年齢はまさに今の私の年齢と同じです。まさか私もこの病気になったのだろうか? しかし、すぐにこの考えを否定しました。私は修煉者であり、常人の病気に罹ることはありえない・・・私は極力この悪い考えを否定しました。

 「リンパ腫瘤」という考えは、極めて執拗に付きまとい、私を落ち着かせず、私の妄想も広がってしまいました。私はどのように病気の関を乗り越えるべきか、私はどのように正念を持つべきか、どのように生死を放下して師父にお任せするか……考えはまだ法の中にあるのですが、しかし明らかにこれらの観念は私ではなく、旧勢力が強制したものだと認識しています。旧勢力は私にこの病状を承知させ、迫害をするつもりです。私はそれを排斥しようと努力していますが、しかし二つの考えがやはり私の頭の中で交錯しています。

 私は自分の主意識を強め正念を持って考えました。このすべては仮相であり、大法に対する私の信念を動揺させるつもりだ(自分が法を固く信じることで不足の執着を探し出した)。私は徹底的にこの悪い考えを一掃し、決して旧勢力が私を迫害することを許しません・・・と、すぐに立掌し発正念をしました。だんだん私の頭の中でこの事をあまり考えなくなり、だんだんそのことを「忘れた」のです。

 数日後、私が何気なく触った時に、その腫瘍はなくなっており、すべて正常だと感じました。本当に「物事の善し悪しは人間の一念によるもの」(『転法輪』)です!

  2008年10月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/21/188110.html