劉天厚さん、四川省の監獄での迫害で他界
(明慧日本)四川省凉山州の会理県に住む法輪功(ファルンゴン)の修煉者・劉天厚さん(70歳)は、2008年10月27日の夜、四川省楽山の五馬坪監獄での迫害で他界した。また劉さんの妻も、劉さんが迫害で苦しんでいることを悲しむあまり、劉さんが亡くなる前の2008年旧歴の1月10日に他界している……。
劉さんは元軍人で、正直でよく他人を手伝った。しかし、劉さんは軍隊で傷を受け、復員後に農業を営んだものの、長期に渡る厳しい労働と弾丸の怪我の影響で、脳の萎縮・心筋炎・高血圧などの病気を患っていた。ところが法輪功(ファルンゴン)を修煉してからというもの、劉さんのすべての病気が完治したのだ。劉さんは、息子から面倒を見てもらう必要がなくなっただけではなく、体の不自由な妻の面倒まで見るようになっていた。
しかし、正直者で人に優しい劉さんが、ただ「真・善・忍」を信奉しただけのことで、悪らつな中共の手によって不法連行され、しかも10回も拘留されているのだ。
劉さんは、2005年8月1日、四川省の攀枝花(はんしか)市で真相を伝えたが、塩辺県の悪らつな警官に不法連行後、強制的に拘留された。また劉さんは、8月3日には会理県の国安大隊の手で留置場に移送、断食で抗議したものの危篤状態になったため、8月12日にようやく家に帰されている。
2006年4月15日、無実の劉さんは、自宅で会理県の国安大隊・楊紹亮らに家財を不法没収されると共に、連行された。さらに劉さんは、3カ月間の不法拘留後、7月28日午前に会理県の裁判所で不法な審判を下されている。劉さんは、真相を伝える理由を法廷で聞かれたとき、次のように答えている。「私が真相を伝えている理由は、中共の手による蘇家屯での生体臓器摘出の蛮行が、見るに耐えなかったからです。法輪功(ファルンゴン)への迫害を停止させるため、私は世の人々に真相を伝えているのです。私たちは、より善い人になりたいだけです。迫害を止めさせたいだけなのです」。悪らつな警官は、劉さんの審判の結果を聞かぬまま、再び劉さんを不法連行。──審判の約3ヶ月後、劉さんは迫害によって死亡した……。
2008年11月1日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/31/188921.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/2/101944.html)
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