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タイムズ・ユニオン紙:中共による法輪功修煉者のパスポート申請不受理を報道

(明慧日本)李宏元さんの母親・秦世珍さん(67歳)は、甘粛省の定年退職者で准教授である。秦世珍さんは、5月24日に蘭州ゴン家湾洗脳クラスに連行されたが、周囲の救援により9月25日にやっと釈放された。しかしその後、パスポートの申請をしたが拒否された。10月22日、李宏元さんはニューヨーク州アルバ二ー最大の新聞社であるタイムズ・ユニオン紙(Times Union)の取材に応じた。次は報道の訳文である。

 報道に対して李さんは、「母親は4カ月間拘禁されたが、自由を取り戻したことを知り非常に嬉しい。しかし今、両親はパスポートを取得するためにいろいろなところを尋ね回っている。先週、私の両親は蘭州市公安局担当課でパスポートの申請をしたが拒否された。法輪功修煉者のパスポート申請を拒否することは、中共の法輪功に対する迫害である」と語った。

 李さんの母親・秦世珍さんは5月に「洗脳クラス」に拘禁されて、強制的に法輪功の修煉をやめさせられた。法輪功は心身ともに改善できる素晴らしい健康法である。

 最近李さんが母親に電話した時、母親は会話の中で大丈夫、元気だと話しているが、拘禁された時の話をあまりせず、父親も緊張気味で、電話が盗聴されているではないかと疑っている。

 秦世珍さんは1995年に法輪功を修煉し始め、修煉を通じて糖尿病と高血圧が全快した。李宏元さんは、母親を釈放するようにとニューヨークと、ワシントンの議員を尋ね、中共が人権侵害していることをアメリカ駐在の北京大使館に手紙を書いた。李さんは両親がパスポートを取得できるように全力で頑張ると話した。

 李宏元さんは、両親がアメリカに来られるように、アメリカの国務院と国会議員が全力で援助の手を差し伸べているから、私の望みは叶えられるだろうと話した。

 2008年11月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/2/189054.html