日本明慧
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夢に執着してはならない

(明慧日本)修煉して以来、夜になるといつも夢を見ます。良くない癖が徐々に出てきて、毎朝起きると、最初に夜何の夢を見たのか、内容は何かを考えます。ある時思い出した夢はとてもはっきりしていました。また自分が夢の中で関門を突破することも明白に覚えています。ある時は師父が夢の中で悟らせてくださったと感じ、またある時の夢は、清明ではないが何であるのかを詳しく思い出し、ベッドから起きたりして、自分が夢に執着し過ぎており、また師父が夢で悟らせくださったことに執着しているとはっきり感じました。

 最近夢を見た後醒めてから、夢の中の自分はまるで自分ではないようで、どうして自分がこんなことをするのか、夢の内容がとても長いと感じる時があり、夢を見終えてとても疲れたと感じ、しかし目が醒めたらもうすでに遅くなっており、寝坊して、また夢にふける時があります。

 これは良くないと気づいて、正念を発し整理し始めました。1日、2日で少しよくなりましたが、2日経ってまた戻りました。自分が夢に執着することの弱みを旧勢力に捕えられて、たくさんの色魔の妨害が現れ、最初の時は色欲の関門だと思いました。ある時心から解決しようと思いましたが、しかしどうするかまったく分からない時に、師父が夢で悟らせてくださることに頼ろうと思うことがあります。本当にどうやるべきかを教えてくださったと思うことがありますが、それは本当ではなく、魔の妨害です。信じそうになった時が1、2回ありましたが、同修が気づかせてくれました。

 今日法を学んでいた時、突然このことを悟りました。私たちは問題に遭った時、師父が悟らせてくださることに執着しないことです。問題に遭ったら、それは私たちの心を向上させる機会ではないでしょうか? どんなことでも師父が悟らせてくださることに頼れば、私たちは何を修煉するのでしょうか? 外へ向けて探すことに等しいのではないでしょうか? 求める心がすでに間違っているのです。すべて問題に遭ったら師父に解決を願うのであれは、ある意味ではそれは師父に対する不敬です。もし本当にある事で私たちが悟らないのを見て、夢の中で私たちに悟らせてくださったとしても、具体的にどうすべきかを教えてはくださいません。具体的にどうするかを教えるのはすべて魔の妨害なのです。一旦この執着心が身に付くと、外来のものに妨害され、旧勢力に容易に利用され、私たちの修煉にひどい問題をもたらすのです。 

 必ず夢の中で見た光景、また座禅した際に見たり聞いたりした事に執着しないでください、「心が動じただけで、あなたはただちに駄目になり、堕ちてしまいます」(『転法輪』)。

 個人の体得であり、間違っているところは指摘してください。 

  2008年11月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/31/188919.html