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湖北省広水市留置場:警官の無謀な灌食で、法輪功修煉者が死亡

(明慧日本)2008年9月24日、湖北省広水市第一留置場の警官は拘束中の法輪功修練者・王艶峰さんに無理やり食物を注ぎ込んだ(灌食)。そのため王さんの食道、気管が詰まってショックを起こし、死亡した。夜9時、家族がやって来た時、王さんの遺体はすでに氷棺に入れられており、遺体からはもがき苦しんだ様子がうかがえた。

 2008年9月4日、安陸市、接官市、広水市の警官らは共謀して、法輪功修煉者・王艶峰さん、盛翠蓮さんを不法に逮捕し、2人を広水市の第一留置場に不法に拘束した。連行される途中で王さんは「法輪大法好!」と叫んだ。そのため、警官・方広一は王さんの頭部を必死に殴ったので、王さんの目と顔の一部が青くなった。

 拘束中の2人は警官の指示に従わないため、悪態をつかれた。9月9日、2人は絶食して迫害に抗議した。9月16日、王さんは血便が出た。受刑者は所長に報告したが、無視された。付所長は2人に「灌食してやる」と脅迫した。

 9月24日午後5時頃、付所長は受刑者を利用して、2人に食物を無理やり注ぎ込んだ。2人の受刑者に盛さんの左右の膝を踏みつけさせ、他の2人の受刑者に両腕を引っ張らせた。付所長は盛さんの頬を抑え、鼻をつまみ、もう1人の受刑者が盛さんに無理やり灌食した。部屋に戻った盛さんは強制的に注ぎ込まれた食物をすべて吐き出した。

 次に、警官は王艶峰さんに対して、無理やり灌食した。そのため王さんの食道、気管が詰まってショックを起こした。

 夜9時、家族がやって来た時、王さんの遺体はすでに氷棺に入れられていた。遺体からは、王さんがショックを受けてから緊急措置を行わず、直接氷棺に入れられ、息を吹き返した後に苦しんだような様子がうかがえた。

 9月25日の朝、留置場の医師は盛さんの脈がなかったため、緊急措置を受けるべく病院に送ったが、その日に、また留置場に戻された。

 9月26日、盛さんは病院に運ばれ、点滴を受け、お粥を灌食、夜9時に留置場に戻された。

 9月27日、救急処置のため、盛さんは再び病院に運ばれ酸素吸入を受けた。

 9月28日、盛さんは点滴を受け、嘔吐のため、2日間、胃に入れたままの管が抜かれた。

 9月29日、盛さんは再び管を挿入された。3日間外されなかったため、嘔吐し、灰色のような物を吐き出した。この状況で、管を外したとき血も出てきた。ここ数日間の残酷な迫害で、盛さんは水さえ飲むこともできなかった。医師はこれ以上管を入れて置くことはできないと注意した。この様な状況になっていたにもかかわらず、警官は数十人のメンバーを使って24時間交代で盛さんを監視した。

 10月4日午後、家族に「盛さんを返す、迎えに来るように」という知らせが入った。病院にやって来た家族は盛さんが気息奄々の状態になっているのを見て、警官をひどく非難した。「農繁期に彼女を強制拘束して、またこんなに酷い状態にまで迫害した。あんたたちに人間性がまだあるのだろうか? このような状態では、迎えられない」と言って責めた。警官らは責任を負うのを避けるため、家族が盛さんを連れて帰るよう要求した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年11月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/17/187909.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/10/25/101723.html