日本明慧
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病業の関に直面して、よりいっそう自分を正すべき

(明慧日本)この1週間ずっと病業の関に向き合っていました。喉の痛みから始まり、激しい咳に伴って、鼻と喉から絶え間なく分泌物が流れてきます。重い風邪の症状のようでした。最初は今まで通り、3時50分に起きて煉功し、昼間は神韻公演のDVDを焼き増しして、夜はDVDを配り、正念が満ちていて、学法と明慧ネットを見ることも中断したことはありませんでした。しかし次の数日、咳がひどくなり、発正念、煉功、学法にまで大きな影響を受けました。

 私は1999年7.20以後に法を得ました。個人修煉と法を正すことは結びついていますが、師父は私に三つのことに影響を及ぼすような消業を按排されませんでしたので、これは邪悪の妨害に違いないと悟り、直ちに心を鎮めて、内に向けて探したところ、驚いたことに自分では正念をもって病業の関を乗り切ったつもりでしたが、知らず知らずのうちにたくさんの人心が生じていました。

 一、歓喜心、体の浄化を求める私心、外見にこだわる心

 病業の関は師父が業を消して体を浄化するために按排しておられ、修煉者は「吃苦を当〈まさ〉に楽と成す」(『洪吟』)のです。激しい咳の後、体内の汚物が排泄された時に、嬉しくなり「またたくさんの業が消された」と、知らず知らずのうちに歓喜心が生まれ、体の浄化を求める私心が生じました。消業する時、食欲がなくなっても嬉しいのです。何故ならば、ダイエットになるからです。甚だしきに至ってはもっと猛烈な勢いで業を消したいと思いました。求めた末、本当に症状を深刻にしてしまいました。

 二、顕示心、自分を実証する心

 病業の関の時でも三つのことを行いました、夫よりも精進しているというアピールでした。いつも彼の前で顕示し、いかにも自分が偉いようにみせていました。

 三、安逸をむさぼり、寝坊したがる心

 連日激しく咳込み、食欲が低下し、体力が持たなくなり、毎日起きて煉功は続けていますが、第5式は1時間たたない内に、ベッドへ戻り、6時の正念も発しないで、7時、8時まで寝込んでしまいました。

 これらの執着心を見つけ出して、ちょうど夜の12時の発正念の時間でした。直ちに足を組み正念を発して、これらの執着心を取り除きます。そして「旧勢力が私の漏れを口実に、私に加えた迫害を断然否定します。私は李洪志大師の弟子です。たとえ漏れがあったとしても、法に従って自分を正します。誰も私を試す資格がありません。あえて試す人がいたら、それはその人の罪です」と念じ、合掌して師父に加持をお願いしました。その夜、咳は二度と出ませんでした。次の日の朝、時間通りに起床して集団煉功に参加し、5式を1時間堅持しました。昼間に咳の出る時がありますが、前ほど酷くないことは明らかです。

 いつも明慧ネットの同修の交流で自分の全ての一念、一念を修めることに気を配りましょうと書いてあるのを見ていますが、今回の体験を通じ、病業の関に逢った時は、なお一層、自分の全ての念を是正することがもっと大切だと悟りました。でなければ、旧勢力に隙を乗じられ、迫害され、病業の関が深刻になると同時に、常人に悪いイメージを与え、衆生を救い済度することに直接悪い影響を与えることになるのです。

 間違って悟ったところは慈悲のご叱正をお願いします。

 2008年11月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/4/29/177371.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/5/23/97555.html