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遼寧省瀋陽市:善良な双子の兄弟が迫害された(写真)

(明慧日本)遼寧省瀋陽市の法輪功修煉者・ソウ明さん、ソウ亮さんは顔がそっくりな双子の兄弟である。法輪功を修煉して以来、2人は「真・善・忍」に従い、何事にも自分は我慢して人に譲ったり、親孝行をしたりして一層善良になった。兄弟のことをよく知る人々は「2人はただ尽くすだけで、見返りを決して求めない良い兄弟だ」と称賛している。亮さんは瀋陽の北方で牛を飼い、牛乳を売っているが、その牛乳には絶対水を混ぜないので、現地の多くの人々は亮さんの売る牛乳を買っている。亮さんは常にお金の誘惑には心を動かさず、「真・善・忍」の理念で誠実に行っている。

 9年間、兄弟は法輪功を修煉することで善良な人になったが、一方で中共政権の迫害を甚だしく受けている。

 2008年8月10日、亮さんは自宅で大東区公安分局の警官に連行された。母親の話によると、亮さんが家から下に電動自転車を止めに降りてから数十分して、数人が階段を上る音が聞こえ、家のドアが叩かれた。ドアを開けると20人以上の私服警官が家に入り込んで来て、不法に家を捜査し、パソコン、プリンターなどを奪った。1万元以上の価値であった。

法輪功修煉者・ソウ亮さん

 2008年7月4日、瀋陽市の法輪功修煉者・陳玉梅さんは大東区長安派出所の警官の迫害を受けて死亡した。8月6日、長安派出所に「長安派出所の警官が陳玉梅さんを死亡させたことを天は許さない」と書かれた横断幕が掲げてあった。オリンピックのため、多くの人を雇い、町やマンションを監視し、ブラックリストに載っている法輪功修煉者を逮捕しようとしていた。

 現在、ソウ亮さんは不法に瀋陽大東区留置場に監禁されている。この留置場は環境が悪く、地下にあり、光が入らない場所である。

 亮さんは2001年夏、東陵区南塔派出所の警官に強迫され6階から転落し、数カ所を骨折し、重傷を負い、11日間意識不明だった。その後、煉功して、体が奇跡的に回復した。

 兄のソウ明さんは、2001年に不法に9年間の判決を下され、大連瓦房店刑務所に監禁され、2007年2月に大連南関リン刑務所に送られ、監禁されている。

 大連南関リン刑務所では少なくとも2人の法輪功修煉者が迫害により死亡した。多くの法輪功修煉者は狭い拷問用の小部屋に監禁され、スタンガンで電撃され、強打され、睡眠を禁止されるなどの迫害を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年11月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/31/188928.html