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http://jp.minghui.org/2008/11/06/mh092211.html
黒竜江省：宮鳳強さんは迫害されて精神異常に（写真）
（明慧日本）黒龍江省依蘭県の法輪功修煉者・宮鳳強さんは2006年12月に中国共産党当局に連行され、残虐な拷問の苦しみに遭って精神異常になったにもかかわらず、5年の刑を下された。家族はずっと「610弁公室」、公安局、留置場、刑務所を奔走して、宮鳳強さんについて治療のための一時出所を求めたが、やはり関連機関に責任をなすりつけられて、脅された。刑務所の警官は公然と「法輪功については中央政府からの命令があり、法律に基づいて処理しなくてもよく、勝手に処理できる。息があれば監禁して、死にそうになっても釈放しない」と言いふらした。
宮鳳強さんの娘・宮宇ちゃん（7歳）
宮鳳強さん
宮宇ちゃん（現在9歳）
宮さんの娘の宮宇ちゃんは、お父さんが連行されたときに７歳だった。母親も流浪生活で帰れないため、宮宇ちゃんはいつも両親の写真を見て泣き続けた。
宮鳳強さんの経歴
宮鳳強さん（38歳男性）は、もと依蘭炭鉱第2採掘区の従業員であり、謙虚で誠実、善良な性格で、仕事も真面目で、友人と同僚に評価されていた。
2004年の旧正月14日、宮さんは上京して陳情したため、不法に34日間拘禁された。その間、依蘭県公安局の悪辣な警官にめった打ちされて、爪楊枝で指をさされ、うねの硬い物で肋骨をこすられ、スタンガンで電撃されて下痢をしたり、吐いたりした。 同時に悪辣な警官の韓雲傑（すでに急死した）と劉臣は不法に宮さんの家に突入して家財を差し押さえ、炊飯ジャーも奪った。
2000年8月2日晩9時過ぎ、依蘭県公安局、達連河炭鉱の「610弁公室」と達連河郡公安支局の警察らは、記者を連れて宮さんの家に突入して、野蛮に宮さんを連行し家の中をめちゃくちゃにした。当時宮さんの娘は生まれて1カ月にもならず、妻は産後の養生中だった。宮さんのお母さんは警官を追いかけて庭で卒倒し、ショックで全身が硬直してしまったにも関わらず、少しも人間性のない警官はやはり宮さんを連行した。
2000年12月26日、宮さん夫婦が5カ月半の娘を抱いて上京し陳情に行った。宮さんが連行されたが、妻は決して警察に協力せず、娘を抱いて流浪生活をした。宮さんは2000年12月31日に北京豊台留置場から炭鉱第2採掘地区、依蘭県留置場に移送された（当時の宮さんが身に着けていたのは薄手の靴だったが、当日悪辣な警官の韓雲傑にめった打ちにされた）宮さんは不法に労働教養処分２年を下されて、留置場で深刻な病気に苦しめられてから、やっと家に戻された。
2003年9月、炭鉱の「610弁公室」の盧国城、于平、李風光が宮さん一家の3人を双城洗脳班に連行しようと企んだ（当時子供は4歳だった）。また、炭鉱側は「貴重品を親戚に預け、他のもろもろは会社が保管する」と言った。家族が頑として承知しなかったため、会社と「610弁公室」は24時間家の周りを不法に監視し、それから出勤中の宮さんを洗脳班に強制的に連行すると決めた。宮さんは勤務中に脱出した。3カ月後家に戻った時に、炭鉱の「610弁公室」と会社に解雇されたが、いかなる正式の証明書もなかった。宮さん夫婦は会社に復職を求めたが、会社の書記、鉱山の「610弁公室」の警官に「保証書」を書くように脅された。
2006年12月12日、方正林業局（高楞）の国保科課長の孫必武、警官の石志平、譚延舒らは、連河郡の駐在員と一緒に宮さんの家に突入して、金銭と家財を奪い取った。当夜警官の孫必武、石志平、譚延舒らは宮さんの目を打って一時失明させ、タクシーで宮さんを方正林業局まで連行した。宮さんの妻はしかたなく家を出て、7歳の娘だけが残った。
方正林業局の公安局内で、宮さんは想像できない残虐な拷問を強いられて、何度も殴打されて気絶し、冷たい水で覚まされた。宮さんは数日間苦しめられてから、依蘭県留置場に移送された。当時１人で歩けず、車を降りるときも運ばれた。
依蘭第1留置場で、宮さんは「冷たい水滴を頭に落とす」などの残虐な拷問を強いられて、最後に精神異常になり、話をしない、食事をとらない、ぼんやりして目が動かなくなり、人を殴ったりして自分の舌を噛んだ（すでに舌を噛み潰した）。家族も認識できず自分の両親、子供までわからなくなった。このような情態でも、警察・検察・裁判所は依然として宮さんに5年の刑を下した。
心配している家族は何度も依蘭県公安局の副局長、610弁公室の副主任の李柏河に会って、宮さんに対する応急手当を懇願し、そして精神の鑑定を行うことを求めたが李柏河はひたすら退けた。2006年5月24日、県公安局と第1留置場の警察は4日間食事を摂らず、ぼんやりとしている宮鳳強さんを車に運んで、不法に黒竜江省湯原県の香蘭刑務所の合同訓練隊に移送した。
宮さんは香蘭刑務所の合同訓練隊にいる10日間ずっと迫害を受けてから、6月4日にまた佳木斯市の蓮江口刑務所に移送されて引き続き拘禁された。
2007年の夏、家族は強烈に宮さんに対する医学鑑定を求めたので、蓮江口刑務所は家族から1500元のお金を強請って医薬費と旅費にした。もっとひどいことには鑑定にも家族の同行を許さず、宮さんは鑑定後もいかなる治療を受けなかった。
2008年の3月、宮さんの体が引き続き悪化したため、蓮江口刑務所は宮さんに対して再度鑑定をし、結局「精神異常の発展期に付き、服役できない」と結論をだした。家族は「重病のための服役中の一時出所」を求めた。蓮江口刑務所側はオリンピック、パラリンピック期間中を理由に誤魔化した。パラリンピックの後に、家族が再度「一時出所」を求めた時に、刑務所側は「鑑定結果」が6カ月以上たったため、再度鑑定しなおすため金を出すように家族を強請った。今、宮さんの状況のいかんに関わらず、刑務所側はひたすら「一時出所」を許可しないままだ。
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