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大法弟子は選挙に対していかに見るべきか


文/カナダの大法弟子

(明慧日本)10月14日、カナダでは大統領選挙が行なわれました。ずっと大法を支持してきた政党が大きな成功をおさめました。今回、選挙が行なわれる前に、神韻公演が行われることもあって、精力的にカナダの選挙についてあまり焦点を絞ることができませんでした。神韻が終わった後に、選挙まであと二週間しか残っていませんでした。この短い間で、同修たちは選挙のことで積極的に交流し、行動し始めるようになりました。結果、皆さんは民主国家の選挙は非常に大きなことであり、大法弟子たちが正念をもって正しく認識できれば、この国の大法弟子たちの念は、この国の未来にとって決定的な作用をもたらすことがあると信じています。私たちは政治に関与しません。誰が当選しようと執着しません。これまでの政府、政党は常に大法を支持してきましたが、私たちはどうしても彼らを当選させたいと執着していません。私たちはただ、正念をしっかり持って、しっかりはっきりと正念を発し、大法に対して正しい認識を持てる人が当選できるように、党派を問わず、道徳の良くないもの、中共に近いものが当選されないように、という一念を発していました。

 ここで一つの問題が出てきました。立候補者たちは必ず大法に対して認識しなければならず、でなければ神が彼らをどのように扱うのでしょうか。つまり、二週間で私たちはあらゆる方法を考えつくして、自分たちの選挙区の立候補者に法輪功の真相を知ってもらい、自分の態度を表明する機会を与えなければなりません。彼らが何をしようと、彼らの問題ですが、師父と神は彼らの心がどのように動いているかを見ているのです。

 交流の結果、ある国の政府は、その国の人民が救われるかどうかと直接的で非常に重要な関係があります。ですから、時間を大切にして立候補者を救うことはとても重要なことです。選挙一週間前になってから、立候補者と会うことは容易なことではありません。しかも彼らは、各自の選挙区で演説などを行なっていました。私たちはあと6日の時間があります。その間、できるだけ立候補者と会うようにすべてきです。同修たちは積極的に、この数日内で一人2、3時間でも良いので自分の時間を使って真相を伝えることにしました。

 当時、私たちは英語のできるすべての同修を集め、選挙活動の場所と時間を把握し、同時に経験のある同修が皆さんに対して、事前に選挙演説が行なわれる場所や時間を連絡し、その選挙の行なわれる地区の同修やその他に時間のある同修が行くように呼びかけました。そして、英語のできない同修も参加するよう呼びかけました。英語のできない同修でも、英語のできる同修と一緒に行けば、通訳してもらうことで、自分が立候補者を救うために真相を伝えることができます。

 行く前に準備をする必要があり、真相資料を必ず持って行かなければなりません。資料には、中共の臓器狩り報告書、また中国で起きている中共に関する報道や資料、何でも良いのです。つまり、中国共産党の邪悪さと大法のすばらしさをはっきりと認識してもらうことです。立候補者として、彼らがこの問題についてどのように考えるかを見るべきです。また質問をしたり、機会があれば選挙演説で質問をしても良いのです。有権者たちに真相を聞いてもらう機会にもなります。私たちがはっきり認識しなければならないのは、質問するかどうかが重要ではなく、立候補者が良いか悪いかも先入観を持たず、私たち大法弟子は、誰に対しても等しくチャンスを与え、その人を救うよう努力し、真相を伝えることが最も重要です。

 神韻公演を開催することもあって、選挙の立候補者に真相を伝える時間は確かに短かったのです。しかし、神を信じる修煉者からすれば、二週間の時間は、正念さえあれば間に合わないことは一切ありません。その数日は、皆さんが本当に動きました。メールなどでお互い交流し合い、一緒に演説に参加するなどしました。重要なのは、すべての大法弟子が選挙に対して正念をもって、他空間においても強大な正念の場を形成することです。

 選挙の結果が出ました。やはり大法を支持する党派が再び当選しました。しかし、修煉者は誰もこのことについて喜びを感じたり、心が動じられることはありませんでした。かえって、皆さんはもう一度交流し、私たちは続けて、他の地区の当選した議員に真相を伝えなければならず、これまで良くできなかったところを良くできるようにしなければならないと交流しました。その人がどの党派であれ、私たちが救い済度する対象です。

 もう少しで、アメリカでも大統領選の最終段階となります。この交流を書き出して、アメリカの同修とも交流したいです。将来、アメリカで当選された議員も、大法の真相を知り、大法に対して正しい認識を持てる議員であってほしいです。そして、アメリカの国民にすばらしい未来をもたらしてほしいです。適切でないところがあればご指摘ください。

 2008年11月8日


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/29/188757.html