日本明慧
■印刷版   

法輪功修煉者・張文亜さんの迫害による死亡事件の補足(写真)

(明慧日本)吉林省長春市の法輪功修煉者・張文亜さんは2001年4月22日に陝西省西安で迫害により死亡した。2カ月後、西安公安局は家族に知らせたが、家族が目にしたのは全身が黒くなった遺体であった。公安局の警察官は「投身自殺」と結論付け、そのためにわざと作成した偽造の「自殺」した時のビデオを見せた。
張文亜さんの生前の写真


 張文亜さん(40歳男性)は、長春市南関区新立城貯蓄所の職員であった。1999年7月20日後、法輪功迫害の真相を訴えに上京したが、不法に長春に護送され、15日間不法に大廣拘留場に監禁された。2001年に西安市で真相を伝えている時、警察官に強制連行された。当時一緒に強制連行されたもう1人の同修は、当時の状況を下記のように述べた。

 私は張さんと当日の午前に西安市公安局に強制連行された日は小雨だった。30数人の法輪功修煉者が同じ日に強制連行され、あるホテルの部屋に閉じ込められた。修煉者は1人ずつ部屋に閉じ込められ、強制的に「証拠」写真を撮られ、拷問で自白を強要された。

 私が2人の背が高い警察官に虐待されていた時、隣の部屋から何かで人を強く打った音が聞こえた。しばらくすると、人が苦しんで「あ〜、あ〜」と叫ぶ声が聞こえた、私は叫んだのは張さんだとわかった。

 午後3〜4時頃、隣の部屋のドアから物音が聞え、その後ロビーで騒ぎだした。警察官らは「捕まえろ! 逃がさないぞ、ドアを閉めろ」と叫んでいた。そして、人がビルから落ちたような音が聞こえた。私たちがいる場所はビルの3階だった。もし本当にここから下に落ちたとすれば、きっと大怪我をしたに違いない。間もなく誰かが「早く! 動脈を診て、救急車を呼べ」と叫んだ。

 その後、私の部屋にもう2人の警察官が増え、合わせて4人になった。その内の1人に「誰か落ちたか」と聞いたら、「子猫だ」と答えた。私は「猫だったら、脈を診る必要があるのか? 救急車を呼ぶか? もし修煉者に何かがあったら、あなた達は責任を取らないといけない」と言い、泣き出した。当日の夜、私達はほかの留置場に移送された。それ以来、張さんの消息が分からないままだ。

  最近になって、張さんが迫害により死亡したことを聞いた。日付はちょうど私達が強制連行されたのと一致している。警察官は「自殺」と言ったが、まったくの嘘だ。修煉者なら、真相を語り、「三退」を勧め、他人の命も自らの命も何よりも大切にする。本当の修煉者にとっては自殺も殺人と同じと考えている。悪辣な警察官らが残酷な拷問で自白を強要するのは違法な行為だ。張さんを死亡させた責任を取らなければならない。情報筋によると、国安のスパイも張さんへの迫害に参与したという。

  張さんは中国共産党が法輪功を迫害してから、ずっと休みなく、真相を語り、衆生を救い済度していた。邪悪な中共の迫害により、彼は家に戻れずに路頭に迷う生活を余儀なくされた。しかし、彼はずっと家族のことを心配し、家族と会う日を待っていた。

 2008年11月9日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/26/182807p.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/19/99967p.html