もし誰かまだ人間の中で迷っている人がいれば必ず目覚めさせよう 文/山東省の大法弟子
(明慧日本)神韻芸術祭のDVDを見ると、最初の演目は「創世」でした。異なる天体からやって来た神々が、主佛の前で誓いを立て、宇宙を救うため、衆生を救うため、主佛と共に人間界に下ると約束しました。これを見た時、私は「永遠の物語」というDVDを以前見たことを思い出しました、この物語の最初も、「創世」と同じようでした。解説の中で、物語のある一場面が非常に印象に残っています。それは、神々が互いに対して、もし誰か常人の中で迷っているならば、必ず目覚めさせてください、と神々が互いに注意し合った話でした。
16年間の法を正す道を思い返すと、大法弟子全体からして、衆生の期待に背くことなく、師父のご加護のもとで精進して修煉し、魔難を前にして確固たる修煉を歩んできました。私はある同修を知っています。彼女は元々、誰が見てもうらやむ職業に就いていました。非常に高い収入を得ていました。しかし、迫害が始まってから、会社の上司は「法輪功を選ぶのか、それとも仕事を選ぶのか」と言い、彼女は迷わず前者を選びました。修煉の道において常に修煉し続けてきました。彼女は現在、50歳を過ぎ、古くなった自転車に乗って、地元のあらゆる所を訪ねて『九評』を贈り、真相を伝え、中共および関連組織からの脱党を薦めてきました。少ない時は40人、多い時は130人も脱党に応じました。概算してみると、二年間で彼女によって脱党に応じた中国人は少なくとも8千人近くに上ります。
しかし、私たちの身の回りでは、中共による法輪功への迫害が始まる1999年以前に法を得た学習者が、恐れる心が原因で大法を放棄したり、一部の同修は三つのことをやっていますが全く精進せず、毎日孫と遊んだり、永遠に終わらない仕事をしたり、農業が忙しいときは修煉をさておくとか、仕事が疲れたら今日は煉功せずたくさん寝ようとか、孫が来たら孫の面倒を見るため今日の煉功には行かないなどの現象がよく見られます。修煉にはいかなる条件もありません。真に大法を修煉することが最も重要です。
私たち大法弟子は、これほど厳粛で重要な大法の修煉を、常人の中の仕事と思っていませんか。特に、一部の長年経った古い学習者は、今になっても法を正すことが最後の段階になった時期に、まだ全体に追いつこうとしなければ、師父と共に円満成就することが修煉の最終目的だと思わず、毎日ただ自分の儲けや売買を気にし、住宅をどうすればきれいにできるか、どうすれば日々の生活をもっと気持ち良く送れるかなどを考えています。一部の年配の同修は、数年経てば動けなくなるから、老後のためにも体が健康なうちにたくさん稼ごうと考える人もします。
数千万年も待ち続けたきたこと、やっと待ち望んだ大法が今日、世界に広がっています。宇宙が再び作り直されています。しかし、どれほどの大法弟子が常人の名、利、情に惑わされたのでしょうか。師父が私たちを地獄から救ってくださり、私たちの代わりにそれほど多く耐えてこられました。私たちは師父の済度に対して、衆生の期待に対して、行なうべきことをしたのでしょうか。
師父は一人の弟子も見落としたりはしません。より多くの衆生を救い済度することができるよう、より多くの弟子が追いつけるよう、この汚い人間世界から離脱できるよう、師父は何度も法を正す時間を延長してくださいました。同修たちよ、精進しましょう! 決してこの最後の機縁を無駄にしないようにしましょう。
2008年11月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/1/188989.html)
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