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仏山裁判所は馬秀蘭さん67歳を不法に審判

(明慧日本)山東の法輪功修煉者・馬秀蘭さん(67歳)は、2人の娘と一緒に広東省仏山市南海に引っ越して、既に10数年になる。多くの病気を患っていた彼女は、法輪大法を修煉してから、病気が一掃され、とても健康になり医薬費も節約出来た。その上、娘から世話をして貰う必要もなくなり、逆に孫の面倒を見ながら家事もしていた。人に対してもますます温和になったので、身内は皆喜んでいた。

 1999年7月20日から中国共産党は法輪功を迫害し始め、法輪功に対して、天地を覆い隠すような狂気じみた誹謗中傷を始めた。自ら恩恵をうけた者として、大法の潔白を証明するために、馬さんは陳情に上京したが、山東省の実家へ送還され、不法に拘禁された。南海へ帰った後、また南海610弁公室に順徳洗脳班まで強制連行されて、2カ月迫害された。ここ数年間、彼女はよく監視されたり、尾行されたり、また何度も家財を不法に差し押えられた。

 2008年6月19日、馬さんは南海畳窖で真相資料を配っていた時、畳窖派出所の警官に不法に連行されて、馬さんが持っていた家の鍵を使って、娘の自宅に不法侵入し捜査した。

 馬さんは不法に南海留置場に拘禁され、未だに身内の面会を拒否されている。娘は何度も留置場へ行って、母の状況を尋ねたが、警官の悪い態度に遭っただけだった。また畳窖派出所へ尋ねに行ったが、すでに他所へ送ったので、もう関係ないと警官に言われ、彼らの仕事を妨害したと態度がとても悪かった。仕方なく、身内はまた公安局へ尋ねに行ったが、公安局の人は、状況が分からないから検察院へ聞きに行くようにと言った。身内たちが検察院へ行くと、検察院の門衛は記録簿で馬さんを調べて、12月22日に不法に開廷して審判すると言った。

 馬さんの身内はこのようにあちこちたらいまわしにされた。中国共産党は、開廷することさえも家族には知らせず、家族たちの知る権利さえ奪った。馬さんの家族たちは「今までは母と法輪功修煉者たちを理解できなかったが、このことを通して、私達は徹底的に中国共産党の邪悪な本質を知り、更に法輪功修煉者達の大いなる善、大いなる忍、また命の危険を冒してまで衆生を救済する高貴な品格を深く知り、心から母及び法輪功修煉者たちを敬服している」と感慨しきりだった。

 現在、馬さんは不法に拘禁されてすでに5カ月近くになるが、留置場の環境はとても悪く、セメントのベッドで、動く空間もない。聞くところによれば、ある日警官が馬さんをどこかへ連れて行こうとした時、馬さんが倒れて人事不省になったので、やっと家族のもとへ送還した。馬さんは各種の迫害により、連行された当時より10歳も老けて見える。家族は彼女の健康状況をとても心配しているが、訴える所もなく、どうすることも出来ない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年11月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/9/189483.html