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台湾:中国共産党による法輪功迫害終止を呼びかける(写真)

(明慧日本)2008年11月4日午後1時より、法輪功修煉者たちはそれぞれ台北駅と自由広場に別れ、功法を実演し、真相資料の展示を行った。全島各地から集まった3千人以上の修煉者の中には外国からの交換留学生もいた。台湾法輪大法学会会長・張清渓氏は「中共解体 迫害終止」をテーマに演説を行った。午後4時、100人以上の修煉者からなる天国楽団が自由広場に入場した。
3千人以上の法輪功修煉者は台北の自由広場の前で功法を実演し、中共解体・迫害終止を訴えた


 理性の訴え 民衆の支持を獲得

 「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)が発起した「世界反迫害100万署名」の活動データーによれば、全世界5大陸133カ国の135万の人々が、中国の1億人以上の人々の基本的人権と自由を獲得することを支持し、ここ台湾でも15団体63万人以上が署名して声援した。 

「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)は、全世界5大陸の400人を超える各国政治家、弁護士、医師、ジャーナリスト等、各界名士によって構成されている

台北駅でスローガンを掲げて平和的に訴える台湾の法輪功修煉者たち

台北駅前で演奏する天国楽団

台北駅前で中国共産党の法輪功迫害真相展示ボードを観覧する通行人

 基隆からやってきた湯さんは台北駅前を通りかかった時、遠くから高らかに響き渡る管楽を耳にした。好奇心に誘われ、彼は楽団の前まで足どりを速めた。整然と並ぶ隊列は日差しの中で輝いて見え、駅の前方に「中共解体 迫害終止」の横断幕をはっきりと見ることができた。湯さんは思わず楽団の前で「共産党は民族の腐敗分子だ、共産党を打倒する!」と大声で叫んだ。

 湯さんは、「大紀元時報」を読んだことがあり、この新聞は中国共産党の悪行に対して多くの報道をしているという。彼は中国共産党が法輪功修煉者の臓器を摘出して世界中に売りさばいていることを知っている。彼は、「法輪功は一つのとても偉大な団体です。中国共産党が法輪功を迫害することは本当に残忍なのです」と語った。

 97才の高齢の劉さんは姪に誘われ、一緒に11月4日午後、台湾法輪大法学会が催した「中国共産党を解体 迫害を終止」の活動に参加した。彼は修煉者たちが広場で静かに煉功する様子を見て、その場で姪に教えてくれるよう求めた。高齢ながらも劉さんが一心不乱に煉功する動作はとても正確だった。

  側にいた姪の劉さんは、「この人は私の2番目のおじさんで、若いときから仏教に関心を持っています。最も不思議なのは、彼は学校教育を受けたことがなく、他の派の経文を読む時はいつも私が字を教えましたが、『法輪功』だけは私の助けを必要としません。彼は自分が完全に分かっていると言いました」と語った。

台中に住むパトリックさんはアメリカから来ており、10年前からすでに法輪功のことを理解し、法輪功修煉者が中国で残酷な迫害を受けていることを知っている。彼は法輪功を支持し、法輪功は一つのとても善良な団体であり、修煉者たちがここで座り込んでいることは一つの平和な訴えであると語った。

 法輪功修煉者は集会の中で、海協会長・陳雲林とすべての中国共産党党員の台湾訪問を歓迎し、この千載一遇の機会を捉えて、「脱党して平安を守る」よう勧めた。

 天国楽団は観光客を惹き付けた

午後4時、100人以上からなる天国楽団は整然とした足並みで自由広場に入場した。演奏はバイクやタクシーの運転手、各地からの団体旅行客等を惹き付けた。そして「法輪大法好」、「中共の邪悪な魂を根から抜き出す」、「中共邪党の解体を迎える2008」等の横断幕も自由広場の5つの正門を越えて並んでいた。

 2008年11月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/6/189319.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/8/102137.html