日本明慧
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正念が足りれば、衆生を済度できる


文/黒龍江省の大法弟子

(明慧日本)最近の数年間、隣の県の多くの大法弟子が迫害を受けた。その同修達は、農村で真相資料を配っていたことで悪人に告発された。(同じ所で何件も起きていた)私は、現地の同修と、同修達が迫害される主な原因を分析した。1.人心を持って、衆生を救おうしていたこと。例えば、ある同修は次のようなことを話した。彼らは農村に真相資料を配りに行くとき、出発してから、皆は一つの事に対して意見が分かれ、道中ずっと争っていたこと。2.ある同修は、常人のように怖いこと、脅されることはないと闘争心を持って衆生を救おうしていたこと。3.多くの同修は正念が足りず、邪悪の勢力を強めた。例えば、ある所(よく告発が起こった場所)のことを話すと、同修はすぐに、あそこは邪悪が蔓延っていると言い出すこと。

 先日、私は現地の同修と、最近の数年間に同修が迫害されることについて交流した。「そちらの同修は○○地方の悪人がとても邪悪だと思っているのか?」と聞いたら、彼女は「そうだよ。皆だいたいそう思っている。」と答えた。私は「それは間違っている。大法に符合しない。大法弟子の一念には功能があり、他の空間で本当の物質になることを考えてみて。このような思想は衆生を救い済度できると思うか?衆生が元々悪い事をしようと思っていないのに、私たちがこのような考えを持ったら、すぐに不正な空間を強め、他の空間の邪悪が、常人を操って悪い事をするのだ。」と話した。衆生を救い済度するには、必ず純正な心を持つことだと悟った。常人的な大胆さに執着しないこと、必ず同修と協調し、衆生を救い済度することのみ考えること。心の中は大法のみで、常人的な世間話、物事の良し悪しを討論しないこと。師父が衆生を救い済度する使命を私たちに下さり、必ず救い済度することができる。誰もが正念を持てるならば、大法弟子がどこへ行っても、そこの邪悪が一瞬に解体し、衆生は悪い事すら思いつかなくなる。

 自分と同修が初めて農村に真相資料を配りに行ったことを思い出した。人心を持っていたので、同修に何かを指摘され、我慢できず論争したことが二回あった。他の空間の邪悪は、休まずいつも見ているので、ある農村に着いたとき、まだ数軒しか配っていなかったのに、すぐに邪悪に操られた常人に付き纏われた。幸い同行した同修の正念が強く、まったく恐れずに師父のご加護の下で無事抜け出した。私たちは内に向けて問題を探した後、人心を持っていれば邪悪に隙を見つけられることを悟った。衆生を救い済度する厳しさを認識した。人の思想が少しも混ざることなく、正しい念、正しく行うことしか衆生を救い済度できないと悟った。次の農村に行くとき、そこは邪悪であるかどうかも考えず、衆生を救い済度することだけを考えた。そのため順調に真相資料を配ることが出来た。車に乗ったら、すぐに正念を発し、衆生の済度を邪魔する背後の邪悪を解体すること。自分の安全のためではなく、すべての衆生が真相資料を読み、真相を知り救われるために正念を発した。資料を配るときに、人とすれ違ったこともあったが、何も起こらなかった。「何をしている?」と聞かれることもあったが、相手に真相を伝えたら、「ありがとう」と言われた。本当に正念があれば、衆生を救い済度することができると理解できた。

 個人の浅い認識であり、不足があれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 2008年11月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/25/188410.html