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弛まず真相を伝えよう


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)仕事の環境の原因で、私は真相を伝える中でよく中共幹部と会うことがあります。彼らの中で、ごく少数が私の話を聞いて脱党をしました。その他、絶対的大多数は、何度真相を伝えようと、今の中国共産党が良くないと分かっていて、法輪功修煉者が良い人だと分かっていても、中共の脱党に応じませんでした。数年間、私の話を聞いて脱党した人は20人を超えていません。ですから私は、これらの中共幹部らに対して、もはや希望を失い、これ以上救えないのではないかと思うようになりました。そして、いつも自分はすでに伝えるべきことを伝えたので、聞くか聞かないかは向こうの問題であり、将来、私が真相を伝えていないことを理由として責められることはないだろうと自分自身を慰めていました。しかし、ある年配の同修の身に起きたことを通して、私は自分が間違っていることに気づきました。

 私の地元のある年配の同修は、何度も帰省の機会を通して、故郷の中共党員らに真相を伝えていました。中共からの脱党を薦める活動が始まって数年間経ち、党員らは脱党に応じてくれませんでしたが、その年配の同修は放棄せず、続けて真相を伝え続けていました。最近、年配の同修は再び故郷に戻り、真相を伝えたとき、最も頑迷であった党員2人が中共からの脱党に応じました。彼らは救われました。このことを知ってから私は、人を救うことは難しいと思い、人を救うことを放棄するこれまでの考え方自体が間違っていたことに気づきました。

 その後、私は法理に基づいて自分は一体どこが間違っていたのかを考えました。次は何をすべきだろうか、師父の啓示のもとで再三に考えたすえ、私は次のように考えました。既得利益のある中国共産党員に中共から脱党させることは難しいことです。つまり、彼らを救いたければ、まず彼らの考えにある、共産党に頼って生きているという考えを打ち破らなければなりません。一回や二回真相を伝えるだけでは相手は応じてくれないでしょう。しかし、私たちが放棄せず、師父と大法の作ってくれたすべてのチャンスを生かして、何度も繰り返し真相を伝えることで、彼らの身に付着している邪悪および共産党に対する依頼心を必ず打ち砕くことができ、彼らを救うことができます。上述した年配の同修が、頑迷な党員を脱党させることができたことは、一番良い事例です。

 もちろん、私たちが真相を伝える過程で、元々救われない人に出会うこともあるでしょう。しかし、これらの救われない人に対して、もうそれ以上伝えることはありません。多く言い過ぎると、彼らの反感を引き起こすだけでなく、同修の安全に不利益をもたらすかもしれません。一部の人は、真相を聞くとただちに針に刺されたかのように強烈な反応を示す人がいます。例えば、師父を罵ったり、大法を罵ったり、同修を罵ったりします。これらの人に真相を伝えるとき、聞いてくれるならば話してもよいのですが、聞かないならばそれ以上伝える必要はないと思います。

 法を正すことはたった一度だけです。命は非常に重要です。特に、それらの世間にやって来た高い次元の生命たちは、法を得ていないこと自身が旧勢力による迫害を受けていることになります。もし今回の法を正す中で命が淘汰されてしまえばなんと悲しいことでしょう。ですから、私たちは簡単に放棄してはなりません。一縷の希望さえあれば、それを使って衆生を救わなければなりません。師父と大法から授かった知恵と、私たちの慈悲心、弛まない努力を通して、何度も繰り返し彼らに真相を伝え、必ず彼らを救うという決心のもとで行なえば、きっと彼らを救うことができると思います。

 以上、個人の感想にすぎませんので、正しくないところはご指摘をお願いします。

 2008年11月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/1/188956.html