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台湾で真善忍国際美術展を開催、絵画を通して迫害の実態を伝える(写真)


文/林巧蓉

(明慧日本)コミュニティの理事長を務めている文華氏は、友人の推薦もとで2008年11月2日、特別に時間を作って台湾士林公民館で開催されている「真善忍国際美術展巡回展覧会」を鑑賞した。すべての絵画作品を見て、文華氏は感動して「私はなぜ、あなた達がパレードをしているか分かりました。そして中共による迫害は、あなた達の確固たる信念に起因することも知りました」と話した。

美術の教師は、中共が法輪功修煉者の臓器を摘出し暴利を貪っていることを説明する絵を子供達に紹介する

画家の汪衛星さんは「なぜ」という作品を通して、子供の眼差しで自分の感じたことをリアルに表現した

美術学校の学生達が公民館での「真善忍国際美術展」を鑑賞

 文華氏は、「これまで法輪功について聞いたことはありました。しかし、深くは理解できませんでした。友人から美術展の連絡があったので、忙しかったのですが何とか時間を作って見に来ました」と話した。絵の解説を聞きながら、彼女は一生懸命にメモを取り、帰ってから友人に、この美術展がどれほどすばらしかったかを伝えるという。

 一枚一枚、迫害を暴く絵画を見た文華氏は、説明を聞きながら「中国ではこれほど残酷な迫害が行なわれているかを知り、泣きたくなりました」と話した。

 「なぜ」という作品の中に描かれている男の子は、少し赤くて腫れている目に涙が写る。そして、憤りと悲しみ、不可解、なぜという文字通りの気持ちが男の子の顔に写る。「なぜ私達を殴るの、なぜ私達を拘禁するの、と呼びかけているように聞こえてきます。特に、臓器を摘出する絵画を見て、私は本当に信じられません。中国共産党はなぜこれほど自分の良心に欺くことをしているのでしょうか」と、涙をふきながら文華氏は絵を見続けた。

 美術展の題材には、善悪には応報があることをテーマとするものもあった。文華氏はこれについて同意を示し、「私の仕事は子供の教育であるがゆえに、人は絶対に悪いことをしてはいけない、必ず善の心を持ち、人を愛するように教えています」と語った。

 文華氏は、すべての美術作品を見てから、「私は美術展を鑑賞する前に、心の中にあった疑問に対してすべて回答が見つかったような気がしました。人はなぜ生きているのか、命の目的は何なのか、すべてが悟ったかのように分かりました。法輪功修煉者たちの作品を見て、本当に感動しました。家に帰ってから、友人たちにも見るように薦めます」と話した。

 美術学校の陳先生と学生達も、美術展を鑑賞した。陳先生は、国際レベルの写実主義の絵画を見て、学生達に絵の深さについて知ってほしいと話した。また陳先生は、「学生達は絵の具や絵画の表面だけではなく、絵を通して作者が伝えようとしていることも感じ取ったようです。大変有意義な鑑賞となりました」と話した。

 2008年11月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/7/189389.html