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正義のためにみんなで頑張りましょう(写真)

(明慧日本)2008年11月8日午前、法輪功修煉者はいつものようにスウェーデンの首都ストックホルムの貨幣広場(Mynttorg)で、法輪功真相の資料や写真を展示し、中国共産党の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの残虐な行為を暴露した。真相を知った人々は次から次へと署名して法輪功を迫害することを制止することを支持した。

 ちょうど小雨が降ったことで、空気は格別に清新になった。通行人は普段より少なかったが、真相展示ボードの前および法輪功迫害を制止するための署名のテーブルの側にはいつも人が囲み、法輪功の真相を理解し、修煉者とじっくり話す人も少なくなかった。

人々は真相展示ボードの前で中国共産党が善良な民衆に対して大罪を犯したことを理解しようとした


民衆は署名して中国共産党の法輪功迫害を厳しく非難した


みんなで迫害を制止する必要がある

 スウェーデンに在住する藤旧れい子さんという日本人女性は、中国で発生したこれらの恐ろしい事情を知っており、お金を寄付してこの活動を支持したいと話したが、修煉者は婉曲に断わった。彼女は真面目に自分のスウェーデン語と日本語の名前を署名簿に書いた。

 いつもここを通る1人のスウェーデンの老人は修煉者の肩をたたいて「あなたたちのことを全部知っているよ、私はすでに署名を済ませた」と嬉しそうに話した。

 Nathanさんはオーストラリアからきた青年で、展示ボードの内容を詳しく見てから、署名簿にサインをした。彼は、これらはすべて真実だ、みんなで迫害を制止することが必要だ、と語った。

 大陸の出国者の目撃証言

 1人の中国大陸の青年は真相展示ボードの前に立ち、修煉者からもらった『九評共産党』と法輪功関連の資料を手にした。彼は厳粛な表情で展示ボードの内容を読んだ。修煉者は彼に国外の脱党の大潮を紹介した時、彼は続けざまにうなずきながら、「え、私はよく見て来る」と答えた。

 少し経ってから彼はまた戻って来て、修煉者の張さんに法輪功の書籍はどこで買うことができるかと尋ねた。彼は中国大陸から来たスウェーデン・ウプサラ大学の留学生である。彼は張さんに、「私はずっと法輪功の書籍を読みたかったが、国内でどうしても手に入れることができなかった」と話した。張さんは法輪功のウェブサイトと自分の電話番号を青年に教え、彼にいつでも連絡するようにと言った。青年はとても喜んだ。

 張さんは自らの経歴を結びつけて彼に法輪功の真相を伝え始めた。青年は静かに聞きながら、しきりにうなずいた。張さんは青年に、かつて一緒に煉功した何人かのおばさんは今もなお労働教養所に拘禁されたままで、その中には70数才の老人もいる。特に北京オリンピックの直前、中国共産党は多くの法輪功修煉者を強制連行した。「私の知り合いのお姉さんは家から彼らに引っ張って行かれて、直接不法な労働教養をうけたのです」と話した。

 この時いつからか分からないが、彼の側に立っていた1人の中年男性がここまで聞いてしびれを切らし、「あなたが言った通り・・私の良い友達の親類も少し前に不法に連行された。私は彼らを知っており、みな良い人ばかりです」と口をはさんだ。そして、「スウェーデンはさすが民主的な国家で、あなたたちはここでこのような活動を行うことができるのです。実に感動します。やはり民主国家の方がよろしい。人々は自分の願望を自由に表現し、自分の意見と思想を持ち、しかも保護を受けています。法輪功は本当に偉い!! あなたたちだけが思い切って中国共産党の暴政に対抗する勇気があります。あなたたちがいなければ、それらの罪のない人を迫害する連中は更にしたい放題をしたに違いありません。あなたたちを尊敬します」と語った。

 帰国して「紅衛兵世代」の同窓に脱退を勧める

 雲南からきた一組の老夫婦は、脱党の横断幕と真相展示ボードに目をとめると、ひっきりなしに写真を撮り続け、「しまった、私はどうして今日に限ってビデオカメラを持ってくるのを忘れたのか! もしもビデオカメラで撮影できればどんなに良いことでしょう! 今はこのコンパクトカメラのビデオ撮影機能で我慢するしかありません」と言いながら、脱党横断幕と展示ボード、囲んでいる見物人をすべて録画した。修煉者が彼らに脱党の大潮のことを紹介すると、老人は、「よろしい、よろしい、脱退する人は多ければ多いほど良くなります。安心しなさい!! 私は生涯その党に入ることはありません。あれ(共産党)はいいもじゃありませんし、良い人も中に入るとすべて悪くなります」と話した。

 この時側にいた彼の連れ合いは、中国共産党の一貫したやり方が気に食わず、とっくにそのごろつきの本質をはっきり見分けていた。彼らはみな「 紅衛兵世代 」で、彼の何人かの学友は初めすべて志のある人ばかりだったが、今、党の中で中国共産党のために命がけで働き、利益に有頂天になっており、手中に実権を握り、一時の目の前の実利を得たら、もう方向がつかなくなってしまっているという。老人はこれらの国外の見聞を帰国してまず彼らに聞かせ、彼らを早く目覚めさせたいと語った。そして老人は私たちに敬意を表し、大声で、「正義のために、私たちは頑張りましょう!!」と言った。 

 2008年11月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/10/189526.html