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河北省石家庄:不法監禁されている李恵欣さんが案じられる

(明慧日本)河北省石家庄の法輪功修煉者・李恵欣(李慧欣)さん(40歳代女性)は、2008年7月4日早朝、石家庄公安局長安支局長豊路派出所の遅学洲など4、5人の警官によって自宅から強制連行された。数日後、不法に労働教養1年を科されて河北省女子労働教養所に入れられ、現在は四大隊で不法に監禁されている。聞くところによれば、李恵欣さんは迫害されたことにより歯が動揺して食べられなくなり、常に嘔吐し、かなりの衰弱から四肢に力がなく、緊急に治療を必要としているが、労働教養所はまったく無関心に放置している。

 李さんの家族はやきもきする気持ちで面会に行ったが、警官はあらゆる手段を用いて面会を妨害し、最後になってやっと李さんは息子に会うことができた。骨と皮ばかりにやせてやつれた李さんの前で、警官は息子に「ほら、あなたの母はよい状態ではないか? 何事もないから、あなたはお金さえ多く仕送りすればよい。それで彼女はこの中(労働教養所内)で治療できるから」と言った。

 1999年に邪党が法輪大法を迫害して以来9年間、李恵欣さんはかつて3年ほど放浪生活を送り、幼い子供は母の愛を受けることができなかった。こういう状態で、李恵欣さんを捕えるために、まだ幼い子供の学校の行き帰りにさえ警官は毎日つきまとった。それにより子供は心身ともに大きな圧力を受け、仕方なくあまりにも早く学校をやめて放浪生活を送った。その後、やっと母を家に迎えて他の子供と同じように少し安定した家庭生活を始めると、悪党は「オリンピックのため」という口実で、再び李さんを強制連行して労働教養を科した。

 2008年7月4日午前6時すぎ、石家庄市長豊路派出所の8、9人の警官が出動し、野蛮に李さんの自宅の防犯ドアをこじ開け、不法に李恵欣さんを強制連行し、家宅を捜査した。当時、警官はてこを使ってドアをこじ開け、李恵欣さんを連行した。また子供の勉強用のパソコンやその他の品も奪い去った。李恵欣さんは不法に石家庄市拘留所に監禁された。

 李恵欣さんの3人の姉妹のうち、妹の李恵琪(李慧琪)さんは、2002年2月に石家庄労働教養所で迫害されて植物人間になり、5年以上苦しみをなめた後、2007年4月27日、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 (注:法輪功(ファルンゴン)の修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年11月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/12/189605.html