遼寧省大連市:法輪功修煉者・王洪斌さんを探している
(明慧日本)遼寧省大連地区に在籍している法輪功修煉者たちの被害状況を整理していた時、王洪斌さんと妻の劉俊鷺さん、弟の王洪峰さんの受けた迫害を知り、大変悲痛な思いがした。
王洪斌さんは黒竜江省嫩江県栄軍農場に在住し、今年35歳である。1996年に大連にいたとき法輪功の修煉を始めた。1999年に法輪功が中国共産党に迫害されて後、2000年から2002年7月までに、王さんは中共に3回強制連行され、労働教養所に入れられて強制的に洗脳の迫害を受けた。そして、2002年10月、大連の姚家留置場の「六—十三」監禁室に監禁されてから現在まで、全く消息不明のままである。妻の劉俊鷺さんは2001年8月、大連で中共関係者に連行されて、不法に懲役12年の判決を受け、遼寧省女子刑務所第八大隊に監禁され迫害されている。残虐な拷問を受けて劉さんの片手が不自由になっている。弟の王洪峰さんは2001年8月、劉さんと一緒に連行された。そして懲役9年の不法な判決を下され、瀋陽市第二刑務所「内創一刑区」に監禁されて、残酷な洗脳の迫害を受けた。その後、盤錦刑務所に入れられ、引き続き迫害を受けている。
私は王洪斌さんと1999年7月20日に初めて知り合った。私達は本当に大きな縁があるといえる! 1999年7月20日の朝2〜3時ごろ、大連市の中共の「610弁公室」の指揮の下、組織的に計画され、大連市の法輪功の各煉功点の責任者が一気に捕えられた。その時8〜9人の修煉者が同時に捕えられた。その後、大連市の大勢の修煉者たちは、何の理由もなしに不法に連行された状況を知り、期せずして大連市の人民広場に続々と集まり、大連市政府前で陳情し、連行されている仲間を早く釈放するように要求した。
私は午後人民広場に到着した。その時、私の前方に背の高い1人の修煉者が皆の中で非常に目立っていた。彼は時々皆の面倒を見ながら、食事の時もゴミを拾ったりして秩序を保っていた。この人こそが王洪斌さんであった。お互いに話かけた時に分かったことは、私は彼と出身地が同じ地区であるだけでなく、同じ専門学校を卒業していたことも分かった。王洪斌さんの話から奥さんも法輪功を修煉していることを知った。彼の話では、実は彼は午前中に来ていたが、警察に連行されて暴力を振るわれ、午後釈放され、人民広場まで来たことが分かった。我々は夜8時まで広場にいて政府からの釈明を求めたが、何の回答も得られなかったので、翌日来ることにして解散した。実は、それから今日まで王洪斌さんと会ったことはなく、彼が行方不明であることをインターネットで知った。
2008年11月13日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/13/189648.html)
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