日本明慧
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小弟子の面倒をしっかり見て衆生を一緒に救おう


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)息子は今年9歳、聡明な子で胎児の時から大法の影響を受けていたようです。妊娠3ヶ月のとき、私は北京で大法を実証していました。小さい頃から息子は普通の子と違っていました。まだ何も分からない時に、息子は「人は皆、罪があるのですか」と聞きました。長年の間、家庭環境の原因と私の恐怖心のため、息子に人間として生きる道理は教えてましたが息子を修煉の道に導こうとしませんでいした。最近、大法弟子のこの方面における交流を見て、初めて内心から重視し始め、息子に大法を教え始めました。一度は修煉したが恐怖心のためやめてしまった妻からの妨害があるため、私はmp3を買って毎日寝る前に、息子に説法を聞かせてあげました。もう少しで一通り聞き終わります。私は潜在意識の中で、真相を伝え、大法を実証することは大人のやることで、子供は法を学べば良いと思っていました。

 昨日、あることに出会って私は大きな啓示を与えられました。私は、子供にも同じく衆生を救い済度する責任があると思いました。法を修煉し始めてから間もない子供に対して、親は必ず責任をもって面倒を見て、法にもとづいて子供達が大法弟子の行うべきことを行なうよう要求し、でなければ、子供達の面倒をしっかり見れないどころか、子供達の修煉を妨害してしまい、衆生を救い済度することに悪影響をもたらしかねません。

 息子には、丁丁ちゃんという非常に中の良い同級生がいます。ふだんからいつも遊んでいるので、私もよく丁丁ちゃんに会います。ですから、真相を伝えることで少先隊から脱退させようと思いました。しかし、私は丁丁ちゃんの両親と知り合いなので、脱党を薦められたことを丁丁ちゃんが両親に言ってしまうと、私は今後、丁丁ちゃんの両親と会えあくなるのではないかと心配していました。しかし昨夜、息子達が遊んでいるときに「丁丁ちゃん、あなたは少先隊員ですか」と聞きました。丁丁ちゃんが答えようとしたとき、私の息子は私を引っ張って遠くへ連れて行き、こっちへ来るなと示しました。これは、まず息子と交流する必要があると思いました。

 帰宅途中、私は息子に「なぜ丁丁ちゃんと話をさせてくれないの」と聞きました。息子は、「どうして丁丁ちゃんと話をするの」と逆に聞いてきました。私は「丁丁ちゃんを少先隊から脱党させたいので、あなた達は友人だから丁丁ちゃんを助けるべきではないの」と言いました。息子は「やっぱり言わない方がいいよ。丁丁ちゃんは信じないよ。この前、丁丁ちゃんは大法のスローガンを見たとき、罵っていたよ。言っても意味がないよ」と言いました。私は「丁丁ちゃんが水の中に落ちたとしたら、丁丁ちゃんが信じようが信じまいが、助けるべきじゃないの。丁丁ちゃんが自分で水の中から這い上がろうとするかどうかは丁丁ちゃんの問題だけど、私達は丁丁ちゃんにチャンスをあげるべきじゃないの」と言いました。息子は「それなら丁丁ちゃんの両親に言った方がいいよ。丁丁ちゃんの両親は、お父さんが大法を修煉していることを知っているでしょ」と言いました。私は「これでは、今後会いづらくなるでしょう」と言うと、息子は「もちろん」と言いました。私は「自分が大法を修煉していると言わずに真相さえ伝えればいいと思うけど、多くの修煉しない人も法輪功は良いと言って脱党を薦めているじゃないの」と言いました。すると息子は「自分で決めて、ぼくを巻き込まないで」と言いました。

 家に帰ってから、息子はお腹が痛くなり、ベッドに横たわって私にさすってほしいと言いました。私は「なぜお腹が痛くなったか分かる? お父さんが人を救おうとしているのにそれを邪魔して、悪いことをしたから、師父はこのようにしてはならないと教えてくださっているんだよ。師父に、今後はもうしない、と誠心誠意に思えばお腹が痛くなくなるよ」と言いました。息子は少し考えてから、突然ほほ笑みだし、「お腹が痛くなくなった、考えたばかりでもう痛くなくなった」と言って、ベッドから飛び降りて遊びに行きました。

 少ししてから息子が戻って来て、「お腹がまだ少し痛い」と言いました。私は「このことについて何もしないのは良くない。お父さんと一緒に、丁丁ちゃんを救う必要があると思うよ。お父さんが真相を伝えるとき、僕達は友達だから一緒に脱党しようよ、と言えばいい」と話すと、息子も同意してうなずきました。その後、息子はただちに笑い出し、「もう痛くない、全然痛くない」と言いました。息子は大法のすばらしさを感じ、それ以降、大法のことをいろいろと聞き始めました。息子は、「師父は本当にすばらしいです。ぼくは師父に付いて行きます」と話しました。

 私はこの件を通して、自分のたくさんの執着心に気づきました。例えばメンツに対する執着心、知り合いに自分が大法を修煉していることを知られたくないと思う恐怖心、小弟子を常人の中の子供と見て、法を実証するのは大人のことで子供には関係ないという観念などを見つけました。息子の考えは、まさに自分の執着の表れであり、同時に、師父はすべての大法弟子に対して慈悲をもっておられ、すべての大法弟子に同じように期待を寄せられています。小弟子を見守ってあげるという重大な責任が私達に託され、私達の心を尽くして、常人の観念を捨て、決して自分の観念が原因で子供達が法を実証して衆生を救い済度することを台無しにしてはならず、子供のことを自分のことをみなし、この小弟子を見守っていく使命をまっとうすべきです。

 以上は個人の考えにすぎないので、不適切なところはご指摘をお願いします。

 2008年11月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/9/189473.html