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即刻、母と叔母を無条件で釈放してほしい(写真)


文/米国ミズーリ州立大学 厖ジン

(明慧日本)


米国ミズーリ州立大学の教員と大学生達は、中共に強制連行された留学生の厖ジン君の叔母の救援を手伝う

 上の写真の中で、米国ミズーリ州立大学の教員と大学生は留学生厖ジン君を声援し、オリンピック前に中国共産党に強制連行された母と叔母の救援を手伝っている。その中で、メディア専攻の大学生のMaryさんは、まっすぐに署名集めの大型横断幕の前まで歩き、地面にひざまずいて、ペンを取って次のように書いた。「中国よ、我々一人一人が努力して変化を起こし、あなたたちの失われた人道主義を取り戻すのだ」。Maryさんはずっと中国の気功と文化に対して興味を持っていた。彼女は、「法輪功は中国文化の精髄で、修煉者が中国の伝統文化を伝え続けていることは極めて良いことです。中国の民衆は信仰がなくてはならないし、迫害を許してはいけない」と話した。

 米国ミズーリ州立大学留学の生厖ジン君は、呼びかけの中で次のように書いた。

 私の母の曹俊萍と叔母の曹俊峰は、不法に中共に拘禁されてすでに3カ月も経っている。1999年から今までこの9年間、毎日不安な気持ちで身内の安否を待つ日々が続いている。

 1999年に法輪功が弾圧され始めて以来、母と叔母は法輪功修煉者たちと共に、迫害を終止させ、平和で合法的な煉功の環境を得られるために努力し、中国大陸政府の関連部門に関心を持つように呼びかけてきた。しかし何度も強制連行され、殴打され、残酷に虐待され、家財を没収され、煉功しない家族も安定した生活ができなくなり巻き込まれている。父は2008年8月に母が傷つけられないように庇っただけで、1カ月もの留置場の生活を強制され、家の他の身内も日常的に恐怖とプレッシャーの中で暮らしている。

 今のところ、私たちこの大家族の中で最も不可欠な2人の身内である母と叔母は、依然として迫害されている。最も残忍非人道なのは、2人が不法に拘禁されて以来、家族は何度も市の公安局と国保大隊と交渉したが、今もなお本人との面会を拒否したままである。2人の情況はいったいどうなっているのか、家族は依然として極めて心配している。

 母の弁護士は何度も彼女本人に会うことを求めたが、国保大隊は、「国家機密に関わるから、指導者に伺うように」という口実で荒々しく拒否を続けている。家族と弁護士の強烈な要求の下で、ようやく弁護士だけの面会を許して、母が国保大隊の人を含めて居合わせた人に対して、「私はいかなる法律も犯していないので、直ちに釈放すべきです」と話した。私は母の言葉にとても感動した。

 私の小さい頃の印象の中で、母が受けた教育のレベルそれほど高くないため、深い理屈のような話はしないが、母の生活のすべては私と父のためであり、家事を全部一人で背負って、忙しい毎日だった。母が法輪功を修煉し始めてから、生活の中の智慧はいつもぱっと現れて、彼女は「真・善・忍」をもって自分に要求し、自らの言葉と行動で私に教えていた。私の友達が母の話を聞く時はいつも、あなたの母は大学の教授よりもうまく道理を話せる、と褒めていた。

 1999年に法輪功が迫害され始めてから、母の「真・善・忍」の真理に対する堅固な信奉と真相を訴える勇気は、決して揺らぐものではない。非人道的な苦難に耐えて、そして邪悪の前で依然として落ち着いており、悪質で粗暴な警察に向かって、法輪大法を修煉して自分の心身が今までにない恩恵を受けたことを滔々と述べた。母は憎むことも責めることもなく、慈悲心を持って加害者に対して法輪功の迫害を終止するように勧めた。

 私は、中共に監禁されている二人の法輪功修煉者の身内として、二人の釈放のために頑張っている。中国国内に電話をして、母と叔母の釈放を求めている。いつも相手にどんなに荒々しく罵られても、依然として穏やかな語気で相手に対して、即刻無条件で母と叔母を釈放するように話し続けている。

 2008年11月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/14/189717.html