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吉林省の董鳳山さん、四平刑務所の迫害により死亡

(明慧日本)吉林省松原市の法輪功(ファルンゴン)修煉者・董鳳山さんは、不法に9年の判決を言い渡された。2008年10月23日、吉林省四平市鉄嶺刑務所に送られた。10月29日、董さんの妻は、刑務所から一本の電話を受け、董さんが危篤状態になったと知らされた。家族は大至急四平刑務所に駆けつけたが、董さんはすでに「病死した」と告げられた。

  家族は疑問を抱き刑務所側に聞いた。董さんは、持病もなく、全然病気にもかかったこともなく、食べることも、飲むことも、寝ることもすべて正常で、体は元気であった。四平刑務所に送られる直前の10月22日、妻は董さんと面会した時、董さんの精神状態はまだ良かったのに、わずか6日後、なぜ突然病死したのか? 何の病気にかかったのか?

  刑務所側は、未だに納得できる回答をしていない。ただ次のように説明した。董さんは、刑務所に送られたその日、煉功したため、刑務官(刑務所の刑事犯)とトラブルが起こり、翌朝ご飯を食べないまま、強制的に刑務所内のセメント工場で働かされた。昼になって、突然腹痛が起こり、刑務所内の病院に送られた。そして、刑務所側は董さんに一碗の赤糖の水を飲ませた後、病気が酷くなり、終に治療の甲斐なく死亡した。

  家族は、このような説明には納得できず、遺体焼却を拒否した。そして、死因を明らかにするように遺体の検死を要求した。

  2007年10月13日、董さんが都市でアルバイトをしていた時、松原市の警察に連行された。連行後十数日、警察は董さんが住んでいたアパートの部屋で、他の法輪功(ファルンゴン)修煉者をずっと待ち構えていた。董さんの妻と他の2人の親戚がそのアパートに行った時、警察に公安局へ連行され、カバンなどを奪われ、不法に尋問された。結局、その3人は法輪功(ファルンゴン)修煉者ではないため、家に戻らせた。

  董さんは9年の判決を不法に言い渡されるまでに、松原市看守所で拘留中にも、拷問を受けたという。9年の判決について家族は全然知らされず、当局が秘密に決めた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年11月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/15/189775.html