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遵化収容所、手段を選ばず法輪功修煉者を迫害

(明慧日本)法輪功修煉者に対し残酷な迫害を行っている河北省遵化収容所の具体例をあげる。

 2008年5月9日、遵化収容所所長・祁占友は収容者に対し、プラスチックの花の組み立て作業(強制労働)を指示した。祁占友は「労働を拒否する者は規則により罰を加える、このような労働は法律に基づいており、必ず目標を達成するように」と命令した。

 不法に拘束されている法輪功修煉者・王寧さん、李立平さん、徐淑芹さん、張夢侠さん達は、この理不尽な迫害に抵抗した。5月12日午前、王さんたちは女性警官・陳に脅迫された。陳は「ここで飯を食っている以上、労働すべきだ」と言い、この状況を所長・祁占友に報告した。1時間後、所長・曹及び警官・陳、他のもう1人の女性警官らは牢屋に入り、上述の4人の法輪功修煉者の私有食料を奪った。別の法輪功修煉者・趙鳳霞さん(70)も強制労働を拒否したため、同じように食料を奪われた。趙さんの食料は個人のお金で買ったものだ。収容所での昼食は卵程の大きさのトウモロコシパンが2個である。朝、夕もトウモロコシの粥だけなので、個人で食料を蓄えなければ全く足りないのだ。

 2008年5月20日午前、所長・祁占友は法輪功修煉者が強制労働に抵抗したことにより、手錠と足枷を付けるよう副所長・果に指示した。その日のうちに王寧さん、李立平さん、徐淑芹さん、張夢侠さんたちに足枷が付けられた。5月30日、祁占友の指示で王さん、徐さん、李さん、張さん、そして趙さんに手錠がかけられた。李さんと徐さんの足枷は繋がれており、このような迫害で生活の自立ができなくなった。2日後、王さんの脚部が腫脹した。収容所では拘束者に強制労働を科し不法収益を得ている。法輪功修煉者の反迫害は、彼らの利益に影響するため、迫害を強化していると推測されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年11月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/7/189378.html