日本明慧
■印刷版   

「真善忍美術展」が表した修煉者の堅忍不抜の精神(写真)

(明慧日本)台北士林公民会館で展示されている「真善忍国際美術巡回展」は、法輪功の修煉を通して芸術家たちが「真・善・忍」という法理の素晴らしさを悟った上で、世の人々がそれを体験できるように、法輪功が9年間受け続けた中国共産党の迫害に対する堅忍不抜の精神を伝えたいと、創作された絵画である。台北市立中正高校美術実験クラスの指導教師は美術展の作品の主人公の眼差しを描くところに感動して、自分の生徒にも修煉者の精神世界を体験してほしいと話した。

台北市立中正高校美術実験クラスの指導教師・孫細氏(2列目左)と生徒たち

「台北市97年度(2008年)優秀学校評価・学生学習優秀奨」を獲得した台北市立中正高校美術実験クラスは多くの美術を目指す学生たちの第一志望校である。その指導を担う孫細先生が取材を受けた。「美術展のビラをもらったとき、紹介されている絵画が気に入ったので、クラスのミーティングでそれを生徒に薦めて連れて行きたかったのです」。

 彼女は、生徒に美術展を見に行くように誘い、正統な写実技法を参考にして、国際レベルの画家たちが精神面をどのように表現するかを知ってほしいと述べた。

 また彼女は、「作品というものは美しさを表現するとともに、人を感動させ心を震わせることも大切です。例えば、陳肖平氏の作品『純真の喚起』と汪衛星氏の作品『なぜ』の絵には、ひどい目に遭った子供の切なさが、あの眼差しに込められ、共産党が法輪功修煉者を迫害した耐え難い苦痛を訴えています。生徒が画家たちを見習って人物の感情を描くところをしっかりと勉強してほしい」と思っている。

 もう一つ孫細氏が気に入った作品「学法」について、彼女は述べた。「作品は和やかな感覚を与えてくれました。母親が赤ちゃんを抱きながら、法を学んでいますが、熟睡した赤ちゃんが親の胸でゆったりと眠っています。主人公一人ひとりが個性をもつ姿を通して深い絆が心に伝わると感じました」。

 ほかの作品についても彼女は語った。「生々しい表現がありますが、とても真に迫っています。中国共産党が法輪功を迫害していることはよく知っています。画家が絵によって表現したあの堅忍の眼差しから、法輪功修煉者に敬服しました。それも、生徒が勉強のできることの一つだと思いました」。 

 2008年11月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/13/189659.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/11/14/102272.html