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真相を伝える中で自分をしっかり修め、もっと多くの世の人々を救う(二)


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)

 面と向かって真相を伝える

 私が初めて知らない人に面と向かって真相を伝えたのは、2007年のお正月でした。その前に私は親族、友人、同級生、同僚などに真相を伝えました。更に多くの世の人々に真相を伝えるべきです。私は先ず心の準備を始めました。誰に伝えるのか。どのように言えば良いのか。私は一心にこの関を突破しようと、相手に面と向かって真相を伝えることにしました。

 お正月の日に出かけて、私は十数人の縁のある人に出会いました。私は彼らに真相を伝え、悪党から脱党させました。その後この日は、面と向かって真相を伝える良い始まりの日となりました。それ以降、私は本当に家を出て、世の人々に真相を伝え、三退を勧めました。買い物から始め、例えば野菜を買う時、食糧を買う時、果物を買う時などなどに真相を伝えました。しかし、買い物をする時は限られていました。私は、どうすれば更に多くの縁のある人々に会えるかと考えました。私は直販をやっている妻についていき、市場に行きました。市場は大きく、知っている人も多く、何日間か彼女について歩き回りました。半日でも数人、あるいは十数人に真相を伝えることができ、とても良いと感じました。しかし、数日経たないうちに、妻はついて来ないようにと要求しました。妻は自分の商売に影響することを恐れていました。最初は心の中で責めましたが、しかし冷静になって法を勉強すると、偶然なことはないと思い付きました。私たち2人が一緒にいると、妻が一旦口を開けると、私は争うように真相を伝えましたが、これはあまり協調がとれておらず、私はこれも師父が私に悟らせてくださっていると思いました。常に他人についていこうとすることは通じませんでした。そして、私は無理やり自分一人で出かけて歩きましたが、場合によっては1日に数人、あるいは十数人に真相を伝えることができました。特に『明慧週間』に紹介された行脚の形式で真相を伝える同修の事例は、とても大きな励ましとなりました。私たちは年齢が同じくらいで、私も退職して、仕事をしなくても年金が出ます。ほかに生活の圧力はないけれども、この同修と比べると私はあまりにもかけ離れており、外に出てもっぱら真相を伝え、三退を勧める時間を作れないものかと、ばかり考えていましたがその答えは肯定的でした。

 外に出かけて真相を伝えるには、恐れる心、面子を重んじる心、話すことができないなどの人心を克服しなければなりません。しかし、私には人を救いたいという心があり、師父はすぐに按排してくださり、さらにとんとんとよく歩けるように加持してくださいました。主意識が確固とし、「真相を伝え、世の人々を救う」という一念しかありませんでした。ある日、家電販売市場で、コンロを販売している女性従業員に真相を伝えようと思いました。どう話しかければよいか。何から始めればよいか。何の話題から話をすればよいか。彼女の前まで歩いて行っても、話しかけられず、通り過ぎてしまいました。後からまた戻って来る時、当然言うべきだと思いましたが、また口を開けられず通り過ぎました。3回目の時には私は必ず言おうと決心し、彼女にようやく話しかけ、真相を伝え、三退すると平安になると伝えることができました。彼女は反対せず、頷き、受け入れてくれました。よく考えてみると、師父の私に対する励ましでした。自分が口を開けられないのは、人心による障害であり、それは最終的に執着心であり、私心が作用していました。しかし、真相を伝え衆生を救い済度することは人のためであり、ただ私たちが突破しようとすれば、師父は私たちを助けて自分が突破できるようにさせてくださいます!

 真相を伝える中で慈悲心を修め出す

  最初真相を伝える時、ただいかに話し始めるか、何を話せばよいか、いかに説明すればよいかを重んじていて、第一念で真に相手のために考えることはとても少なかったように思います。何回も真相を伝えた後、常人の観念が少しずつ削られ、少なくなりました。病気のある人、車椅子に座っている人、脳血栓の人、お年寄りで、行動の不便な人に出会うと、彼らはあまりにも苦しく、ほとんど毎日苦痛の中で必死にもがいており、この部分の人は急いで真相を必要とする人たちです。

  ある日、路上で八十過ぎの、移動がとても不便な老人に会いました。私は彼に向かって歩いて行き、微笑みながら彼に「あなたは、もしかして間もなくよくなるかも知れません」と話しかけました。彼は「私はもうよくならない」と言いました。すると私は予言を借りて、彼に真相を伝えました。彼は私の真相説明を理解でき、彼と子供はみな党員ではない、ただ団と隊に加入していたことがあると言い、脱退して獣の印を拭い去ることに同意しました。彼は喜んで私の手を握って「とても感謝します。私たちはまったく知らなかったが、あなたが私にこれらを伝えてくれ、私は生き残ることができ、あなたに感謝しなければならない」と言ってくれました。私は私自身ではなく、私たちの大法と大法の師父が人を救ってくださっています。感謝したければ私たちの師父に感謝してください。彼は感動して「今日あなたに出会えなかったら、私は生き続けたくありませんでした」一人の生命が救われました。彼の対応する膨大な天体の無量の衆生も救われました。私は心の中で師父に感謝しました。私は彼のために紙に「法輪大法は素晴らしい!真・善・忍は素晴らしい!」と書きました。彼にこれらを覚えるように伝え、またこの紙を彼の上着のポケットに入れてあげました。私は彼が明らかに別人のように変わったことに気づき、これは大法の非常に不思議さを私に目撃させました。

  師父は「皆さんには、さらに新しい生命が法を正す中で生まれてきているからです」(『精進要旨二』「大法(ダーファ)は堅(けん)固(ご)にして破壊不可能である」)と説かれました。私は私(し)の中から抜け出しています。

 真相を伝える中で多くの人を救う

 ある日ある新しいビルの前で、数人がセメントで防水の坂を作っていました。私は40歳過ぎの女性に真相を伝え、現在天災人災がしきりに発生していますが、私たち庶民は自らを救う方法を知る必要があり、中共悪党が政権を立ててから、人民を欺き、各種の運動で多くの人民を迫害していることを伝えました。彼女は頷き賛同しました。彼女は田舎に住んでいると言いながら、自分の家は3人家族で、また両親もいるが、彼らにも脱退してもらいたいと言いました。私はよろしいと答えました。彼女はまた自分には姑も一人いると言いました。私は彼女に、あなたはあまりにも善良です。生死大難に直面した時、姑のことも考えているからと言いました。この女性のことから、私は真相を伝える中で多くの人を救わなければならないとヒントをもらいました。

 今年5月、私は多くの現場を回り、多くの農村から来て働いている人に脱退させました。彼らの多くは辺境の山岳地帯からやって来て、とても貧困で、家には妻と子供が残っていました。

 (つづく) 

(明慧ネット第五回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 2008年11月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/13/189336.html