清華大学の卒業生がアメリカの大学で迫害の真相を伝えた(写真)
(明慧日本)2008年11月13日夜、中共政権による迫害を受けたことのある清華大学の博士で法輪功修煉者の黄奎さんはアメリカ・オハイオ州のハイラム学院(Hiram College)で、「中国共産党の法輪功への迫害と中国の人権の現状」をテーマに講演を行った。黄さんはこの学院の教師と学生に「法輪功とは何か、法輪功は世界80カ国以上に広く普及していること、各地で歓迎されていること、ただ中国においては、中国共産党による法輪功修煉者への残酷な迫害は事実である」と述べた。
この講演はハイラム学院の「社会の不公平に反対」の学生社会団体主催により開催されたものである。この講演を聴きに来たのは主にハイラム学院の教師と学生たちで、その中には、心理学の教授Dr. Phillips、歴史のMr. Dewell、また、中国大陸から来た留学生もいた。
| ハイラム学院の教師や学生たちに法輪功の真相を伝えている黄奎さん |
講演中、黄さんは法輪功を紹介する際に、法輪功の功法のビデオを流した。そして、いくつかの中共政権の法輪功に対する残酷な迫害の実例と、いまだに母校の清華大学の十数人の法輪功修煉者が不法に刑務所に監禁されている事実を述べた。
黄さんは自分自身が5年間刑務所で受けた迫害について話した。珠海の留置場や刑務所に監禁中、奴隷のような労働を強制され、装飾用の造花、祭りのイルミネーション、籐椅子、籐籠、高級セーター、食品のタピオカなどの製造を強いられたと語った。黄さんはアメリカのどこにでも売っている安い商品は、刑務所で作った商品とまったく同じだと言い、これらの商品には「Made in China」と書かれている。
最後に黄さんは、9年来の法輪功修煉者達の平和的な反迫害について述べた。「国務院への平和的な直訴、天安門広場での平和的請願から、首謀者の告訴まで、またメディアへ真相を伝え、『真善忍国際美術巡回展』の開催、『神韵』の公演」などについて話し、また、「法輪功修煉者は迫害に抗議する正しい道を歩み、そのうえ完全に平和的な理性で、人類の歴史に奇跡を創造している」と述べた。
黄さんはマーティン・ル−サーキング牧師の名言「いかなる一つの不公平も存在するすべての公平に対して脅威となる」(Injustice anywhere is a threat to justice everywhere)と講演を終わらせた。黄さんは善良な人々が前に出て、この迫害が早く終わるべく力を尽すよう呼びかけた。
講演後、Mr. Dewellは黄さんの手を握って感謝の意を表した。多くのアメリカの大学生は初めて法輪功に対する迫害の事実を聞いて驚いた。みな迫害停止の署名をし、法輪功を支持すると表明した。すぐに法輪功の学習を希望する人もいた。講演を聞きに来た人は、法輪功の真相資料、英語の『九評共産党』のDVD、「臓器狩り」を暴露する英語の大紀元新聞などを受け取り帰って行った。
2008年11月19日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/16/189843.html)
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