第1回全世界中国料理大会開催、中華伝統文化を広める(写真)
(明慧日本)新唐人テレビ局が主催する「全世界中国料理大会」北米地区の初戦は11月17日、アメリカ・ニューヨークのマンハッタン万寿宮ホテルで行われた。アメリカ、カナダ、イギリス、台湾、日本、香港、シンガポール、中国大陸などから多くの選手が大会に参加した。選手たちは今回の大会に対して、非常にすばらしく、伝統的な料理方法を探求し、中国の伝統的飲食文化を伝承し、世界に広める意義が深いと一致した認識を持っているようだ。
中国料理は「色、香、味、形」を重んじる。満点は100点で、味が30点、質が30点、美観が20点、栄養衛生の20点に分けられる。熱戦を経て、18人の選手が初戦を突破し、アジア太平洋試合区初戦突破の25人と共に18日の決勝戦へと勝ち進んだ。19日に授賞の晩餐会が行われる予定。
初戦が終わった後、「今大会は中華伝統文化を発揚することを目的として、中国の伝統文化を世界へ広め、選手全員がこれに貢献しました」と、審査委員・曲運強さんは語った。
曲さんはまた料理文化について次のように話した。「中国は悠久な飲食文化を持っており、孔子は「料理の法にかなったものでなければ食べない」と言ったことがあります。中国料理は2千年以上前から包丁の技量をとても重んじてきたことが分かります。中国の伝統料理は『色、香、味、形』を重んじます。つまり、簡単に言いますと、一つの料理が出されたら、まず見ごたえがあり、人に活力を与え、工夫をこらし、しかも口に合います。今回の大会の選手たちのレベルは非常に高く、西洋人に真の中国伝統美食を伝えました」。
| 決勝戦に入選した一部の選手たち
|
|
| 包丁の技量を重んじ、心を込めて料理を作る選手たち
|
|
日本の東京からやってきた姜朝生さんは、中国東北の吉林省出身。彼は東北料理の部に参加した。「東北の人は大まかですが、料理は『大まかな材料で細かく加工』です」と彼は語った。彼は日本に9年いて、多くの東北料理は変えられ、すでに本物の東北料理の味ではなくなったことを痛感している。したがって、新唐人テレビ局の今回の料理大会が伝統を復興すると聞き、参加を申し込んだという。
姜さんはこの大会を称賛した。「伝統を伝承し、伝統を広めるのはとても良いことです」。彼は例を挙げて次のように説明した。「現在の中華料理は味の素などを使って調味します。しかし、味の素は化学調味料で、食べ過ぎると体によくありません。以前の料理は自然調味料を使い、スープをとろ火で煮込むので、こうしてできた料理は食べてみると新鮮で美味しく、体にも健康です」。
北米およびアジア地区の初戦を突破し、決勝戦に進んで選手は以下。
広東料理:鄭琪、劉仕賢、湯和意、周心康、梁志生、許志煌、陳明輝、柯立元、関燮富、張永成、陳治豪、黄賛奇
東北料理:伊賀稔、姜薇、鐘芬蘭、仲毅、陳維良、李善真、宋志強、賈亜川、張秀華、馮建
淮揚料理:武暁鋼、張明、銭耀華、王俊清、古来文、覃孟雄、余介崇
山東料理:陳永明、孫衛東、何金誠、万家駒、陳昆明、李月珍、劉文得
四川料理:史静、曾良泉、張京華、張清河、黄文炳、陳秋香、蔡明諺
2008年11月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/18/189989.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
|
|