■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/11/26/mh273083.html 



2008年ヨーロッパ法会、ベルリンにて盛大に開催(写真)

(明慧日本)ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会は2008年11月16日、ドイツの首都ベルリンで開かれ、ヨーロッパ各国から来た1000人余りの法輪功修煉者たちが法会に参加した。十数人の修煉者が真相を伝える過程で心性も向上できたことを話した。  

各国から来た法輪功修煉者が修煉体験を交流

各国から来た法輪功修煉者が修煉体験を交流

 法会で発表した修煉者の中に70歳前後の2人の女性がいた。1人はスイスに居留している中国人のハンさんで、もう1人はロシアのサンクトペテルブルク市で生まれ育ったロシア人のマルガリータ(Margarita)さん。面識のない2人は似たような経験を話した。彼女たちは外国に来た中国人に法輪功の真相を伝え、中共の組織(党、団、隊)から退くことを進めた中での経験を話した。 

 小柄で痩せている白髪のマルガリータさんは、元気いっぱいで、歩く時も力強く見える。マルガリータさんは1年前、他の西洋人修煉者たちと一緒にサンクトベテルブルクで住宅区工事をしている中国人の建築労働者に、真相資料を配り始めた。そして労働者たちが仕事から帰る際、いつも通る場所に法輪功の煉功場を設け、中国人労働者に自らの目で法輪功とはどんなものかを見せようとした。しかし多くの労働者は仕事が終った後、直接寮に帰り、全く煉功場を見ていないことに気付いた。そこでマルガリータさんは、工場の門のところに行って、真相資料を配った。労働者たちの法輪功修煉者を見る目が、不信からだんだんと好奇の目に変わった。それから、積極的に法輪功修煉者たちから真相資料をもらい始めた。ある日、中国人の職工リーダーが資料をもらうのを止めさせようとしたが、それでも彼らは資料を受け取って、丁寧にポケットの中に入れた。マルガリータさんたちは中国語が分からないにも関らず、中国人の労働者たちに三退(脱党)を紹介する資料と、三退のサイン表を見せ、多くの中国人労働者たちに真相を理解させた。労働者たちは積極的にサインして、中共のすべての組織から退いた。高齢のマルガリータさんは勉強して中国語で「退党保平安」と言えるようになった。

 スイスのハンさんは毎週月曜日から金曜日まで、風雨の日でも関係なく、スイスのある観光地に行って中国人旅行者たちに真相を伝え、三退を進めている。この過程の中でハンさんは様々な人々に出会った。彼女の行為を褒める人もいたし、態度が悪かった人もいた。ハンさんはいつも師父が『精進要旨』の『はっきりと目覚めよ』の中で、「仕事の時の口調、善心、それに加えて、道理で人の心を変えることはできても、命令では永遠にできないのです!」とおっしゃったことを念頭においている。 彼女の熱心さと善の心が増すにつれ、彼女のところにきて三退を表明する中国人旅行者も増えてきた。今年の旅行ブームの5月と8月には、1111人が彼女の勧めで脱党した。その中には、教授、エンジニア、教師、子供、ガイドさんなどがいる。普通の党員もいれば、党委書記もいる。そして、普通の幹部もいるし、ガードマン連れの高級幹部もいる。そして公安局の人と610弁公室の人もいる。ある人は脱党してから、これからも連絡がとれるようにと名刺を渡した人もいる。ある人は自己紹介をし、身分を教えてくれた。ハンさんは法輪功を修煉することによって体が丈夫になり、顔が若く見えることも、真相を伝える良い材料になったのである。今年の10月、彼女はパリに行って、ヨーロッパ衛星会社に新唐人テレビ局が中国向けに発信することを回復するよう呼び掛ける活動に参加した。その間に他の同修たちと三退を勧める経験について交流し、ハンさんと、パリにいた学習者たちが脱党を勧めた分と合わせて、16日間で960人以上の中国人が脱党した。

 ベルギーから来た楊さん(男性)と、ドイツから来た李さん(女性)は、フランスのヨーロッパ衛星会社が技術的問題を口実に、新唐人テレビ局のアジア太平洋地区向け放送を中断したことについて、違う角度から見解を述べた。李さんは、ヨーロッパ衛星放送中断事件は、たくさんの組織と人に係わりがあることに気づいた。衛星会社の何百人の出資者、フランス政府、若干の協力者、アメリカ政府、そしてヨーロッパ連盟議会の700人以上の議員たちは皆この事件に関わっている。この事件をめぐって行った色々な活動は、ちょうどヨーロッパの弟子たちに政界に対して全面的に真相を伝えるチャンスを与えたと思っていた。李さんは何回もヨーロッパ連盟の前での請願活動に参加した。その過程で、たくさんの常人の観念を捨て、真相をちゃんと伝えただけでなく、家庭関係もうまく扱った。

 ベルギーの楊さんは正念でヨーロッパ衛星事件の裏にある邪悪な要素を全滅すると同時に、長続きするように堅持し、熱心に詳しく深く真相を伝えなければならないことを悟った。以前は各国政府と政治要員に深く真相を伝えることを長く続けることができなかった。いつも何かあった時、関係ある人に助けを求めて奔走したが、解決すると、法輪功について深く真相を伝えることを続けなかった。今度また何かあったなら、同じことを繰り返し、本当に人を助ける目的に達する事ができなかったでしょうと話した。

 スウェーデン、スロバキア、オランダとベルギーから来た法輪功修煉者は、発言の中で修煉者たちがいかにしてうまく協調できるかの問題について話をした。スウェーデンから来たBoletteさんはある同修と矛盾があった時、相手から衆生を救い済度する心を理解することを学んだと話した。Boletteさんはそれがわかるようになったら同修たちはきっとお互いに慈悲の心を持ち、協調できると思っている。彼女が話した雄の牛の物語は非常に具体的に自分の発言のポイントを表していた。「雄の牛は毎日真面目に田んぼの仕事をしていた。ある晩、雄の牛が休んでいる時、体の各部分のどの部分が一番大切であるかをめぐって論議を始めた。口は「私がいなければ、雄の牛はお腹が空いても食べられない」と言った。目は「私がいなければ、雄の牛はどうやって食べ物を見つけられるの」と言った。足は「私がいなければ、雄の牛はどこへも行けない」と言った。尾は人後に落ちたくなく「私が汚い蠅を追い払わなければ、雄の牛はきっと病気に感染するに違いない」と言った。皆自分が一番大切だとは絶えずに論争をした。次の朝、目は見ることを断り、足は歩くことを断り、口は食べることを断った。牛は段々衰弱してしまった。死にそうになった時、か弱い声が聞こえてきた「私たちは協力が必要です、そうしなければ、雄の牛はきっと死んでしまうよ」と言った。皆は賛成した。各部分はまたそれぞれの役割をし始めた。雄の牛はすぐ健康になって、また田んぼの仕事を始めた」という話をした。

 午後5時、法会が終わるころ、師父が送ってくださった祝辞が発表された。四種の言語で祝辞を読み上げた後、法会は熱烈な拍手の中で終った。会場を出るとき、一人の若い女性の法輪功修煉者は側にいる同修に「本当に感動した、ずっと涙を流していた」と話した。

 法会で発言した郭居峰さんは、海外の法会に参加したのは初めてで、感銘することが多かった。郭さんは「同修がこんなにたくさんの言語で、会得したことを交流する場面を見て、本当に大法が世界中に広く広がっている気勢を感じました。そして国外と国内の大法弟子は一つの全体であることを身に滲みて感じました」と話した。

 2008年11月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/19/190041.html

明慧ネット:jp.minghui.org