■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/11/28/mh292312.html 



真善忍美術展の作品は人々に物事の善悪をはっきりと見分けさせる(写真)

文/連文玉

(明慧日本)台湾画壇の重鎮である朱爲白氏は、良き友人の招待で遠く台北県金山から車で士林公民館を訪れ、「真善忍国際美術展覧会」を鑑賞した。同氏は、「美術展の画家は具体的に写実の形式で人々に物事の善悪をはっきりと見分けさせている。これは善の現れであり、生命に対する有意義な貢献である」と語った。

朱爲白(右)氏

 小さいときから書画や石碑の研究が好きで、今は80才を越える朱爲白氏は、1960年代から独創的な手法で台湾国内外で認められた台湾画壇の重鎮である。数十年の創作の生涯の中で、朱氏の作品は国際社会から絶え間なく招待を受けている。謙虚で淡泊な芸術家である朱氏は、作品の中でいつも精神的な表現を非常に重要視している。

 朱爲白氏は、「人間は道徳と良知が必要で、道徳を重視せず良知に背く社会の中で、特に唯物論の国家では、彼らは神を信じず、宗教を粉砕した。しかし『真善忍美術展』の中で法輪功の修煉者は道徳的な良知に基づいて、すべての作品を自分の芸術のために創作するのではなく、心の中の生命の本質に対する表現を如実に現したいと思っているので、善良な心は他人への思いやりであることを見せた」という。

 南京大屠殺と国内(大陸)の戦乱を経験して来た朱爲白氏は、人生の意義と価値に対して深く目覚めた。彼は、人生の中で善と悪を必ずはっきりと見分ける必要があり、法輪功修煉者は芸術作品を通して、自分が堅持する「真・善・忍」の真理を伝え、人に善悪をはっきりと見分けさせ、誤った道から正しい道に立ち返らせることができる。それは有意義で、生命に対する貢献であり、一種の善の現れである」と語った。

 朱爲白氏は、陳肖平氏の作品『純真の呼びかけ』を鑑賞した時に、「この絵は非常に写実的な手法を採用しており、水のしずくは清浄で、透き通るようだ。画家は水のしずくの透明感と小さな女の子の明るい目によって、鑑賞者を心の世界に入らせる」と述べた。

 9年来、法輪功修煉者は中国大陸で拘禁され、迫害されている中で、世界各地からの法輪功修煉者は長期にわたって、ニューヨーク・マンハッタン大通りで拷問実演や真相を伝える活動を行い、一部の子供修煉者たちは休日を利用して真相パネルを掲げている。『純真の呼びかけ』の中の小さな女の子の手に持つ『KILLED FOR THEIR BELIEF』の横断幕には、はっきりと「法輪功修煉者が信仰のために殺された」と書かれている。画家は女の子の純真な目を通して、世の人々に正義と良知を呼びかけ、みんなが立ち上がって早く迫害を終結させることを希望していることを伝えている。

 朱爲白氏は作品はその人そのもので、人はその作品そのものであり、画家の清浄な修煉が作品の中に充分に現れているという。迫害を暴露する作品を見た時、彼は、「中国共産党の今日のすること成すことは、歴史の汚点で、歴史の一つの記録となる」と語った。

 2008年11月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/11/21/190225.html

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