■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/11/29/mh010342.html 



買い物時に思いついたこと

文/大法弟子

(明慧日本)今日は停電してしまい、多くのことができなくなりました。この時間に冬用の衣服と靴を買っておこうと思い、マーケットに行きました。マーケットにはいろいろな衣服があり、目はおのずと新しいスタイルで、色の鮮やかな洋服を見に行きました。しかし私はとてもはやく理性的になりました。

 それは2000年のことでした。そのとき私は20才ちょっと過ぎていて、大法の無罪を実証するために北京へ行き、そこに住んでいました。持っていた衣服は少ないので、マーケットへ買い物にいこうと思いました。同修Aが私に「あなたはどんな色の衣服がすきですか?」聞いたので、私はあまり考えずに「赤、黄色、ブルーです。とりあえず鮮やかな色なら私はすきです」と答えました。

  しかしその日、私が買って帰ったのは黒の衣服だったのです。その後、同修Bは私がよくうそをつくと話しました。私はとても不思議に思いました。なるほど同修Aが同修Bに私は赤や、ブルーなど鮮やかな衣服がすきだとはっきりと言ったのに、買ってきたのは黒だったと伝えたからでした。その話を聞いて、私は何も言いませんでしたが、心の中では嫌な感じがしました。マーケットの中で私は何回も何回も回って、やっとこの安くて、実用的な黒い衣服を買ったのです。私はどうしてあれらの鮮やかな衣服を買いたくなかったのでしょうか? 路頭に迷っていたあの非常時に、どうして華やかに装い、着飾ることができたでしょうか?

 数年後、私が再び路頭に迷うことになり、ある同修の家に行くと、彼女は私がいつも地味な衣服を着ているのをみて「あなたもスカートをはきなさい」といってくれました。私は微笑んだだけで、何も言いませんでした。心では、スカートか・・・、それはもう何年前のことだったでしょうか? それは大法が迫害される前のことでした。私はとても長くて、大きいフレアー・スカートを身につけ、細いハイヒールを履き、腰まで長い髪をなびかせていました。これらのシーンが私の頭に浮かんできました。「どれか気に入ったら、試着してみてください」という店員の掛けた言葉に私は昔の追憶から現実に戻りました。

 ほかの女の子はマーケットに行くことを楽しみ、趣味にしていますが、私にとっては辛いことです。数多くのすばらしいアパレルを見ながら、自分の好きなものを選択できず、ただ衣服を機能によって選びました。上着の色は鮮やかでなく、普段は黒、グレー、茶色を選ぶのです。こうすると目立たないし、また、ゆったりしたものでなくてはなりません。こうすれば多くの資料を身につけることができるのです。ズボンはまずジーパンを選びます。なぜならジーパンは多くの機能を持っているからです。まずは、丈夫で(私はすでに3本着つぶした)次に色は汚れてもあまり目立たないものであれば、常に洗わなくてもよいのです。三、弾力性があること、どこでも座禅できる。四、前後に四つのポケットがあって、異なる資料を分けて入れることができる。とくにポケットの中の小さいポケットですが、当時私は経文をそこに保管したため、警官に探し出されませんでした。靴は牛筋の底で、弾力性があって、長い道を歩くことができるもの、またスウェード(毛皮をひっくり返したもの)で、丈夫で容易にぼろぼろにならないものを選びました。

 この9年間、私はいつもこの基準で買い物をしてきました。1足の靴は1年中、夏以外毎日はいています。大法弟子はお金がないのではなく、ただ生活上必要な費用以外の数千元の給料はすべて真相を伝えることに使っているだけです。これがどうして迫害が9年も続いたのに、大法弟子が真相を伝えることを停止しないかの原因です。それは大法弟子がみなこのようにやっているからです。

 このことについては明慧ネットに投稿するつもりはありませんでした。なぜなら修煉体験とはいえないからです。しかし縁のある一部の人が明慧ネットを見ており、特にあれらの毎日明慧ネットを注視することを仕事とする人らに、私は告げたいのです。大法弟子はあなたたちに理解できるようなことではないのです。なぜなら私たちは心をこめてやっており、あなたたちはお金を貰ってやっているので、これは永遠に比べられないのです。私にお金をどのくらいくれたら、この9年の青春に替えられるでしょうか? 大法弟子は心を込めて人を救っており、すべてを負担しながら人を救っているのです。大法弟子があなたたちに真相を伝える機会を大事にし、自分の未来を選択してください!

  2008年11月29日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/28/190626.html

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