日本明慧
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バスの車内での出来事


文/遼寧省本渓の大法弟子

(明慧日本)11月12日午前8時過ぎ、私と同修がバスに乗って学法の場所まで行く途中のことでした。ちょうど出勤のラッシュアワーだったので、車内は満員でした。

  目的地の一つ手前のバス停に着いた時、突然人が倒れる音がして、見ると、私の前に座っていた30代の女性が突然倒れ、体が硬直したまま気絶してしまいました。突然の出来事に乗客と運転手は慌ててしまいました。倒れた女性を動かそうとする人や、運ぼうとする人がおり、大声で「早く病院に運ぼう・・・」などと口々に叫んでいました。

  その時、同修が速やかにやって来て、みんなを落ち着かせ、倒れた女性の傍にしゃがんで彼女の耳元で、大きな声で「法輪大法好! 真・善・忍 好!」と唱え始め、車内の他の乗客にも一緒に心の中で唱えるよう協力を求めました。同修は1回また1回と大きな声で唱えました。当時、私の頭の中は空っぽで何もないような感じで、金色の光りが一人ひとりの乗客の顔を照らしているような感覚しかありませんでした。

  その瞬間、乗客の視線が同修に集まり、驚くほど静寂で、物音は何一つなく、「法輪大法好! 真・善・忍 好!」の声だけが車内に響き渡りました。十数回唱えた時、倒れた女性は意識が戻り、目を開け、呆然として辺りを見回していました。同修は彼女を席に座らせると、さっき起きたことを説明し、「法輪大法があなたを救ったのよ」と教えてあげました。彼女は事情が分かり、何度も頭を下げ、感謝の意を表しました。

  同修は振り向いて、厳かな表情で乗客のみんなに大きな声で言いました。「皆さん自分の目で見たでしょう。法輪大法はこのように不思議で、素晴らしいのです。法輪大法は素晴らしいと信じさえすれば、災難が訪れた時に法輪大法はあなたを守ってくれ、あなたは危険から逃れることができるのです」。車内の数十人の乗客は目の前のこの光景に深く感動させられました。「本当に不思議ですね!」同修はお守りを一人ひとりの手に渡してあげました。誰1人拒否する人はいませんでした。みんな声を揃えて言いました。「ありがとうございます! ありがとうございます!」、「あなたは人を救い、運転手さんもこれで助かりました。私たちも遅刻せずに済みました。法輪大法は素晴らしい!」

  この出来事から、私たちも真相を伝え、衆生を済度する勢いはすでにやって来ていると感じました。師父の期待に背かないよう努力し、私たち大法弟子の生命を、衆生を済度する洪大な勢いの中で輝かせようではありませんか。国内外の大法弟子の皆さん、勇猛邁進しましょう! 執着心に阻まれている同修の皆さん、早く出て来てください。万古にして一度しかない機縁が今ここに来ているのです。

 2008年12月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/4/191105.html