早く邪悪な迫害を終わらせてほしい
—中国のある法輪功修煉者の母の訴え
(明慧日本)子供が出かけると、母親はいつも誰よりも心配します。何よりも、私の息子(法輪功修煉者)は監獄に投獄され、生死不明の状態なのです。私は毎日心配のあまり、心が無数の刀に刺されているように苦しく、最近は毎日、悪夢を見続けています。私は今、古希を迎えました。しかし、共産党を悪く言うことしかできず、早く共産邪党を取り除く正義が天から舞い降りてくることを、ただただ望むだけです。
私の息子は、かつて警官に逮捕されました。ある日、私たち一家が農地で農作業をしていたとき、私はこの目で、数人の警官が息子に飛び掛り、息子に手錠をかけてパトカーに引っ張り込んだところを見ました。また、2人の警官は、私の体をつかんで息子の所に行かせまいと阻止しました。私はどうしてよいか分からず、パトカーが見えなくなるのをただ見ているしかできませんでした。それ以降、私は毎日息子を心配しています。なぜなら、息子は逮捕されたとき、短パンしかはいておらず、上半身には何も着ていませんでした。これから冬に入り、息子は着る服もなく、一体どうやって日々を過ごしているのでしょうか。
迫害されている自分の息子の現状について確認するため、共産党の役所、裁判所をたくさん訪れました。しかし、そこで私を待っていたのは、侮辱、怒り、困らせようとすることばかりでした。息子が不法に拘禁されている場所を知ったとき、家族はなんとしても面会したいと願い出ましたが、警官は聞く耳を持ちませんでした。
息子が監獄に投獄されて以来、情報を絶たれました。監獄の中で使われる迫害手段について、以前からよく知っています。これが、まさに私がこの上なく心配している原因なのです。何度も、息子が家に戻ってくる夢を見ましたが、目が覚めると息子の姿は見当たりません。息子が不法に拘禁されてから、私は目を閉じると、いろいろな恐ろしい情景が見えます。警官が受刑者の体から臓器を摘出したり、死人ベッドに縛ったうえ電撃ショック棒で電撃し、毒物を注射するなど、さまざまな残酷な刑をもって息子の体を壊していく夢ばかりでした。私は夢から覚めると、暗闇をぼうっと見つめ、苦しそうな息子のうなる声が響いていました。私の心は血を流し、打ち砕かれました。また夢の中で、痩せこけた息子が私の前に立っているのを見ました。私は涙を流して、痩せこけた息子の頬をなでながら、息子を抱いていました。しかし、目が覚めると、そこはまた冷たい夜なのです。
私の息子は2008年5月28日に逮捕されました。この文章は、10月初め、息子と面会しようとして拒絶された日の夜に書きました。
2008年12月4日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/29/190690.html)
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