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黒龍江省牡丹江:農墾裁判所は趙碧旭さんを不法に審問

(明慧日本)法輪功修煉者・趙碧旭さんは2008年11月20日、黒龍江省牡丹江農墾法廷に不法に審問された。趙さんは路上で、ある人にお守りをあげた時にその人に密告され、警察に連行された。

 趙碧旭さん(63歳女性)は、黒龍省虎林市迎春鎮854農墾2隊に在住。趙さんは路上で、ある通行人にお守りを渡し、常に「真、善、忍」を覚えておくようにと伝えた時、その人にすぐに告発された。三人の警官がパトカーで駆けつけてきて、趙さんを連行した。その後、警官らは許可書などを持たないまま、ドアを壊して趙さんの家に侵入し、法輪功の書籍2冊とMP3二つを没収した。趙さんは農墾留置場に身柄を拘禁された。

 11月20日午前8時30分、牡丹江農墾法廷が開かれ、趙さんは不法に審問された。60代の年配者がこのように不公平に扱われ、多くの人々の不満を引き起こした。人々は、法廷で老人がいかに扱われるかを心配し、友人や親戚、家族ら約70〜80人が傍聴にきた。

 公訴人は事実を捏造し、趙さんが法律に違反したとでたらめに言った。趙さんは正々堂々と次のように答えた。「私はたった一人の家庭主婦です。『真、善、忍』を人に伝え、お守りを人に渡しただけで法律を違反したと言えるのですか。それは間違いででたらめな話です!」趙さんは法輪功を修煉してから、自分は心身ともにすべて良くなったという事実を陳述したとき、裁判官に話を止められた。

 審問の中で弁護士は、この事件で警官らこそが違法であり、すぐに趙さんに無罪を宣告すべきだと主張したが、公訴人は何も話さず、裁判官はまるで眠っているような状況下で審問は終了した。

 2008年12月10日、人類はいよいよ『世界人権宣言』採択から60周年を迎える。18条と19条は宗教や信仰の自由、言論の自由を宣言している。国連人権理事会の普遍的定期審査(UPR)は、2009年2月5日から16日まで中国の人権現状を審査する。中国の人権の現状が初めて国連人権理事会で暴露されるであろう。

 2008年12月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/30/190774.html