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沈陽の法輪功修煉者・馬淑芸さんは息子の迫害に精神的ショックを受け死亡

(明慧日本)遼寧省沈陽市の法輪功修煉者・馬淑芸さん(58歳女性)は、息子の叢明さん、叢亮さんが法輪功を修煉してからの変化を見て、2007年に修煉を始めた。2008年8月10日、叢亮さんが連行され、馬淑芸さんは2人の息子が迫害されていることに精神的に耐え切れず、10月29日に死亡した。

 10月31日、馬淑芸さんの葬儀の日、沈陽市共産党員は大東区裁判所を利用し、不法に叢亮さんの「審議」を開廷したが、家族の者は誰一人法廷で傍聴できなかった。

 9年来の苦難の中で、この家族は法輪功を修煉して良き人になった。しかし、それが原因で共産党に迫害を受け続けた。叢家さんの原籍は遼中で、そのあと沈陽に移り住んだ。叢明さんと叢亮さん双子兄弟は、沈陽のあるレストランでパートをしていた時に法輪功を修煉し始めた。二人は顔立ちが似ているだけでなく、法輪功を修煉して以来、全てにおいて「真・善・忍」に基づいて良き人になり、損をしても、我慢して譲歩することができ、二人ともとても善良で慈悲深くなった。兄弟二人とも親孝行をし、人に物を贈ってもお返しを求めない善良な人であることを、彼らのことを熟知した人は皆知っている。

 2001年5月、叢明さんは不法に9年間の判定を言い渡された。最初に大連瓦房店に収監され、2007年12月に大連南関嶺に移された。叢亮さんは2001年7月、東陵派出所の警官らに無理やり6階から落とされて重症を負い、11日間昏睡状態だった。全身の至る所が骨折していた。しかしその後、叢亮さんは煉功を通じて、不思議なほど健康状態が回復した。

 父親は、長男が良き人になることで、なぜ重刑を科せられたのかが分からず、いつもお酒を飲んで心配を解消していたが、2002年に、突然心臓病が発症して、悲しくも憤りを感じたまま亡くなった。

 2008年8月10日の夜、叢亮さんは大連区公安局の警官らに連行された。そして長安派出所の警官らは、叢亮さんの母親・馬淑芸さんを家から追い出し、一軒の粗末な家を借りるよう強いた。暖房設備がなく、部屋は異常に寒い。二人の息子は共に刑務所にいるため、馬淑芸さんは精神的ショックに耐え切れず、病気だらけの身体で、息子のことを思いながら病床に伏していた。しかし大家は、馬淑芸さんが自分の賃貸住宅で死亡することを恐れて、馬淑芸さんを追い出した。

 馬淑芸さんは10月29日に死亡した。

 2008年12月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/1/190818.html