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河北第4刑務所に監禁されている韓衛新さんは危篤状態

(明慧日本)10日前、河北省第4刑務所に数年間不法に監禁されている河北安新県の法輪功修煉者・韓衛新さんは、突然糖尿病合併症になり、危篤状態になった。刑務所側は石家庄胸科病院の救急診察室に韓さんを送った。病院の検査結果は、胸部に多くの水がたまって、肺が衰弱し、一方の肺はすでにひどく壊れているという。心拍数も高く、右目は失明、食事をしても消化できない。刑務所は責任と医療費を負いたくないため、家族に病院へいくように通告した。

 入院している韓さんを韓さんの妻、息子、姉、姉の夫などが交替して介護している。韓さんはかつて身長180センチで体重は90キロぐらいだったが、骨ばかりに痩せてしまい、家族は驚いた。現在、45歳の韓さんは骨と皮に痩せ、自立して生活できず、毎日点滴を受けて、危篤状態で病院の一階の救急診察室に入院している。韓さんの家族は2万元の入院費を支払わなければならない。

 刑務所側の孟という人が韓さんのことを担当していて、毎日4人の刑務所の警官が交替して病室の外で韓さんを監視している。病室には韓さんの家族以外が入ることはできない。この病院は石家庄北から107国道に入って3、4キロのところにある。

 韓衛新さんは(男性)河北省安新県交通局運管駅駅長だった。1996年から法輪功を修煉し始めた。煉功してまもなく体が丈夫になり、数年患っていた糖尿病が奇跡的によくなった。修煉してから、「真・善・忍」に従って自分に要求し、心性も昇華した。喫煙やお酒を飲む悪い習慣を直し、仕事をまじめにやった。同僚と友達から韓さんのよい人柄はよく褒められた。

 1999年「7.20」以後、韓さんは県の「610弁公室」に爆薬倉庫、馬村職業教育センターに監禁され、迫害を受けた。2001年9月、勤め先の会社は韓さんが10月に北京に陳情に行くことを恐れて、不法に韓さんを会社の4階に監禁した。会社の不法な監視から逃れたいため、韓さんは家を出た。2002年、保定地域のテレビに法輪功真相の番組を予定外放送した後、韓さんは不法に捕まえられ、徐水県裁判所に15年の不法な判決を言い渡され、河北省第4刑務所に監禁された。刑務所の中で、重い肺結核、糖尿病を患い、視力も落ちて、失明状態で9カ月間刑務所の病院に入院していた。家族は病院へ行くため、数回一時出所を要求したが、刑務所側に断られた。

 聞くところによれば、刑務所側は2回にわたって、安新県公安局に釈放の印を求めに行ったが、公安局は印を押さず、釈放しなかった。韓さんの両親は心配して公安局に状況を聞きに行ったが、警察側からは何も返答はなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年12月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/5/191149.html