日本明慧
■印刷版   

ニュージーランド:マオリ族の首長、法輪功のために最高裁判所に正義を呼びかける(写真)


文/ニュージーランドの法輪功修煉者

(明慧日本)オークランドのクリスマスパレードの主催者が中国共産党との利益関係のため法輪功のパレード参加を拒絶したことに対して、2008年12月1日、ニュージーランドのマオリ族の首長アマト・アカラナ(Amato Akarana)氏は、ニュージーランドの最高裁判所に対して人権の角度からこの事件を審理するように求めた。

 アカラナ首長は、クリスマスパレードはすべての民族、すべての文化、すべての伝統が共に祝うプラットフォームを提供するものであり、オークランドのクリスマスパレードの主催者Michael Barnett氏は、中国共産党との利益のために法輪功の参加を犠牲にするべきではない。Barnett氏はまたメディアで公然と法輪功は「政治」団体とそしり、一般民衆に誤った情報を流した。いったい誰が政治をやっているのだろうか。それはBarnett氏であって、決して法輪功ではない。

ニュージーランド・マオリ族のアマト・アカラナ首長

 アカラナ首長は、「法輪功修煉者は中国共産党に迫害され、生体から臓器を奪取されていますが、法輪功修煉者はすでに私たち大家族の一員になったも同然で、Barnett氏の法輪功修煉者に対する差別と偏見は、私たちマオリ人に対する差別と偏見でもあります。これは法律においても許されることではできません」と語った。

 アカラナ首長は、11月27日オークランド高等裁判所の司法官Randerson氏が、法輪功がクリスマスパレードに参加することを拒否したことに対して是認したことは、不公正な決定であると述べた。彼は、「法輪功修煉者は苦しみを味わっており、私は道義の上で、最大の力を尽くして彼らを助ける責任と義務があります」と語った。彼は司法官の責任を追及すると語った。

 アカラナ首長は、「正義は最終的に悪に打ち勝ち、修煉者は必ず勝ちます。Barnett氏は、必ず公に法輪功修煉者に対して謝罪しなければなりません」と強調した。

 法輪功のスポークスマンは、「2001年から2008年までの間、法輪功はずっとオークランド市のクリスマスパレードに参加申請を出しているが、主催側からさまざまな口実で拒絶され続けて来た。法輪功はニュージーランドでオークランドを除いて、首都のウェリントンを含むすべての都市のクリスマスパレードに参加しており、しかも過去何回もいくつかの都市のパレードで受賞した。オークランドのパレードの主催側である商工会議所は、中国と経済的なつながりが強いが、私たちは、当会議所が利益のため良知および普遍的価値観をないがしろにしないでほしい」と表した。

 2008年12月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/2/190936.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/12/3/102719.html