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吉林省:法輪功修煉者・王風娟さんが昆明労働教養所に拘禁された

(明慧日本)吉林省楡樹市の法輪功修煉者・王風娟さんは、現地の警官に常に嫌がらせをされるので、仕方なく2008年6月に、雲南省昆明市に出稼ぎに行った。しかし昆明市に到着して10日あまりで連行され、不法に3年間の労働教養を言い渡された。現在、昆明労働教養所に拘禁されている。

  法輪功修煉者・王風娟さん(40歳女性)は、元楡樹市大曲酒工場の従業員で、1998年10月に大法を得た。修煉後は、心身ともに恩恵を受けた。2000年8月、王さんは大法を実証するため北京に行こうと決意した。長春から北京へ行く乗車券を買うお金が足りなかったため、足りない分は歩いて上京した。しかし王さんは楡樹市国保大隊により楡樹市留置場に送られ、80日以上に亘って拘留された。公安局に2千元の罰金を強請り取られた。 

  王さんは留置場から出た後、工場から強制的に解雇され、収入源を失った。その年の10月、王さんは他の地方で交通事故に遭い、背骨3カ所が折れ、骨盤も複雑骨折した。このような状況下で、2カ月足らずの間に再び楡樹市留置場に連行され、半年間監禁された。その後、黒嘴子労働教養所四大隊に送られ、1年間の労働教養処分となった。

 2008年春、楡樹市国保大隊の警官は、王さんの居場所を聞き出すため、王さんの実家に行き、また数年前、離婚した夫の家にも執拗に聞きに行った。王さんはしばしば私生活を侵害されるため仕方なく、2008年6月に雲南省昆明市へ出稼ぎに行った。しかし、到着して10日間で、また連行された。 

  楡樹市国保大隊は、王さんの連行を知った後、母親に金を支払えば、昆明に王さんを迎えに行くと言った。母親は60歳過ぎで仕事がなく、病気持ちで、家庭には経済的な余裕がなく、お金を支払う能力がなかった。母親は娘のことを心配のあまり、泣き過ぎて視力も衰えた。母親は、何回も国保大隊に行って、娘を釈放するように求めたが、国保大隊は全く聞く耳を持たなかった。最後に王さんは、雲南省昆明当局に労働教養3年の判決を下された。 

  労働教養所では、王さんは毎日のように、午前中は信奉を放棄する書類を書くように求められ、午後は肉体労働を強制された。具体的な労働内容は明らかではないが、息が切れるほどの重労働だという。母親は、王さんに何か急用ができたと言うことで100元送金したが、1カ月過ぎた現在でも、王さんの手元には、まだ渡っていないそうである。

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

  2008年12月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/2/190891.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/12/10/102897.html