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内モンゴル工業大学の若い教師は不法に連行され審問された

(明慧日本)任治剛さん(34才、男性)は、大学院卒業、内モンゴル工業大学情報工学部の講師。任さんが編集した三種類の大学の教科書は国内大学の電子専門教育(英語版)の不足を補い、100以上の大学に使われており、およそ35000冊が発行された。任さんは10年間教師として、学校側から高評価を受け、学生に人気があり、家では親孝行、良い夫、良い父とも人々から称賛されている。

 2008年7月22日、任さんは法輪功を修煉するだけの理由でフフホト市の警察に連行され、フフホト市第一留置場で4ヶ月間不法拘禁され、人格的侮辱と精神的、肉体的な苦難を蒙った後、11月17日後、フフホト市新城区裁判所において刑罰第300条(法律の実施を破壊する)を名目にして裁判を受けた。任さんと弁護士は公訴人の捏造と裁判官の不公平な態度にも拘らず、不撓不屈で、理に基づいて弁護し、裁判官に休廷を言い渡された。 

 11月25日、二回目の審理があった。今回裁判所は3人の警官を使い、突然傍聴者の身分を登録した。任さんは開廷する前に犯人として髪の毛を全部剃られた。しかも、審問中、任さんは何回か警官に冷やかされ、酷くばかにされた。

 被告人として当然弁護権を持つ任さんは、法輪功を修煉して、如何に健康になったか、そして法輪功を修煉するだけで如何に当局に不公平に扱われたかを陳述した。たとえば、任さんはこの数年ずっと戸籍を持たず、身分を認められず、そして、「敏感日」がくるとき、警官が必ず嫌がらせにくるなど。任さんは法廷のみんなに正教と邪教の概念や違いを説明し、法輪功が宗教ではなく、組織を持たず、そしてこの10年以来、法輪功修煉者が如何に拷問され、迫害されているなどの事実を挙げ、訴えた。しかし、任さんは何度も裁判官に口を止められ、ついに強制的に話を阻止された。任さんの最後の意見陳述と家族の公式的発言も禁止され、結論がないまま休廷された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年12月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/3/191037.html