日本明慧
■印刷版   

借金は返すべき


文/黒竜江省の大法弟子

(明慧日本)師父は私たちに、大法弟子は借りがあってはいけないと、厳粛に警告されました。この点について、私は自らの体験を書き出し、皆さんと交流したいと思います。もし、私と同じ考えを持っている同修がいましたら、ぜひ改めないといけません。

 それは子供が高校に通う時のことですが、二万元の学費が必要となりました。当時、私はお金が足りず、子供の伯父二人が、一人は一万元、もう一人は五千元を貸してくれました。彼らは「急いで返さなくてよい、もしお金がないなら返さなくてもよい」と言いました。当時私は、子供の伯父も他人ではないから、返さなくてよいなら返さない、また修煉もそろそろ終わるから、と思いました。

 二日経って、私は夢を見ました。夢の中で私は一人で大通りを歩いていましたが、通りの両側には木の葉っぱが秋風にいっぱい吹き落とされていて、路面に分厚く積まれていました。このとき、ひとしきりの大風が吹いてきて、路面上の落葉をきれいにしました。そして、遠いところからガラガラと1枚の紙幣が吹かれてきて、とても速いスピードで私の前に止まりました。私が頭を下げてみたら一元の紙幣でした。ちょうどみているときに、紙幣は突然後ろに回り、50角(0.5元)の紙幣となりました。手を出して取ろうとした瞬間、私はすぐ、これは私のお金ではないと意識できました。そして、無意識に手を自分のポケットに入れ、自分のポケットにある紙幣を触りながら、一人言で、これこそ私のお金だと言いました。ちょうどこう考えているとき、突然後ろから二人の男性の声が聞こえてきました、「私の金を返せ、私の金を返せ!」と。私が振りかえてみたら、二人の男性が借金の取立てにきていました。

 夢から目が覚めて、私は悟りました。その一元、50角は私が借りた一万五千元であると。私は自分が間違ったことが分かりました。借金があったら、返すのは当たり前のことであり、他人のお金も大風に吹かれてきたのではありません。

 ここまで書いたら、その結果は言うまでもなくおのずとはっきりします。大法弟子として、すべてのことは法の要求に基づいて行い、心性を守り、自分の一つひとつの念、考えを放任してはいけません。

 師父がタイムリーに悟らせてくださり、慈悲なる済度に感謝いたします。以上の実例が、私と同じ考えを持っている同修の重視を引き起こせることを望みます。

 2008年12月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/11/30/190781.html