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家族に真相をはっきり伝える重要性について(一)

—2004年に大陸で法を得た経歴—


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私は2004年に法を得た大陸の大法弟子です。私は大法弟子の家族の方たちに、私がどのようにして大法弟子になったのかを話したいと思います。 

 1999年以前、我が家は幸せな一家でした。夫は修煉をしており、1歳の娘は活発でかわいく、私も夫の修煉を支持していました。他の若者は寝坊が好きなことに比べ、夫は毎日朝公園で煉功し、家でも働き者で、家族に優しく、人にも優しく接していました。夫が他の人に洪法するときは、私も煉功はいいことですよと付け加えたりしていました。

 1999年以降、夫は天安門に行ったことが原因で、それ以来家に帰ることができず、放浪の生活を強いられるようになりましたが、このことはまだ若い私にとって大きな打撃でした。しかも中共悪党の毒害により、夫を恨むようになり、子供がまだ小さかったこともあり、病気になったときは特に悲しみ、毎日苦しみの中で耐えていました。私は伝統を大切にする人で、このようなことで離婚するのはいやだったので、他人からは白い目で見られ、親戚とも遠のいたまま数年を過ごし、私はだんだんとやつれていきました。

 この数年間のうち、何度か夫に会えましたが、毎回喧嘩で終わり、不理解と恨みのまままた別れるといった感じでした。子供のみが生きがいで、子供のかわいい笑顔に救われ、涙を呑みこみました。経済的にも夫には頼ることができませんでした。その当時は本当に「天に聞いても無言」の状態で、一人で涙を流していました。

 2004年になり、私は離婚を決意しました。子供を連れて夫と数カ月暮らし、会うのをやめようと決心したのでした。この数カ月の間も、夫は相変わらず私たちの面倒を見て、子供と遊び、買い物、食事づくりなども率先して行ったりしていました。時には同修たちが私たちを見に来ることもありました。私も彼らは修煉者であることを知っていましたが、淡々と彼らに接し、あまり話しもしませんでした(後に夫から聞きましたが、彼らも頭を横に振りながら私に洪法するのは至難の業だと言っていたそうです)。

 ある日の夜、トイレに行こうと起きたとき、夫が座禅を組んでいるのを見て、なぜだか知りませんが無性に怒りが爆発し、手当たりしだい物をつかんで彼に投げつけました。3メートル以上離れているにもかかわらず、暗闇の中でなんと夫に命中してしまいました。後に、私は夫が大法の本や映像資料などをある箱に入れているのを見かけ、捨てようとしました。夫が阻止しましたが、私はしつこく捨てようとしました。彼はだまって私を見ていました(彼は多分私に向けて発正念をしていたと思います)。しばらくして私もあきらめました。どうせ彼とは離婚するのだからもういいと思いました。彼は私に真相を説明し始めました。毎日、大法の不思議な出来事や彼の煉功の体験談、周りの同修のすばらしさ、多くの博士や高学歴の人たちも修煉しているなどの話をしました。同時に第5式功法を私に見せてくれました。夫の善意に満ちた行動を見て、実は私も内心では分かっており、大法弟子にも大変感服していましたが、表面上ではどうしても彼の言うことを聞きたくありませんでした。

 (続く)

 2008年12月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/9/190917.html