重慶市:法輪功修煉者・コウ宏さんは労働教養所で迫害され精神崩壊、危篤に陥る
(明慧日本)重慶市の法輪功修煉者・コウ宏さん(38)は2008年11月、西山坪労働教養所で迫害され、精神状態が完全に崩壊してしまった。それでも、中共の西山坪労働教養所はコウ宏さんに虐待と拷問を続けている。現在、コウ宏さんは命が危篤状態に陥ったと言う。
今年11月30日、第七大隊第二中隊に監禁されている法輪功修煉者・張銀明さんは、生産労働の迫害を受けながら、チャンスを見て危篤になったコウ宏さんの見舞いに成功した。コウ宏さんの顔は大きく腫れていて、唇に血のかたまりが見られ大きく腫れていた。体中が傷だらけになっていた。張銀明さんは当番の警官・李裕成に対して、このようにコウ宏さんを虐待してはいけないと反論した。すると、警官の李は突然怒って張銀明さんの顔を強く殴り、怪我をさせた。このように警察が日常のように暴力を振るって不法に虐待することに対して、大隊本部は何も事実関係を聞かずに、逆にこうした情報が労働教養所の外へ漏れることを阻止してきた。
コウ宏さんは重慶医科大学の小児科を卒業。1994年から法輪功の修煉を始めた。1999年、中共が不法に法輪功を迫害してから、コウ宏さんはこの9年間のうち、7年もの間を刑務所の中で過ごした。今年のオリンピック期間中、中共は法輪功に対する迫害を一段と強めた。ただ自宅に法輪功の書籍があったことを理由にコウ宏さんを拉致し、二年間の労働教養処分の不法判決を下した。
10月、西山坪労働教養所に護送中、コウ宏さんは不法な判決に抗議し、途中で車から逃げ出した時に両足が骨折した。しかし普通は、車の窓から外へ飛び降りても複雑骨折にならないと専門家が言う。つまり、警察に殴打されたことによる、両足が共に複雑骨折になった可能性が非常に高いと考えられる。
コウ宏さんが骨折した後、警察はすぐ病院には連れて行かなかった。逆に重慶市西山坪労働教養所に護送した。その後、コウ宏さんは中共の法輪功への迫害は不法であり、法輪功に罪はない、法輪功は素晴らしいと大声で叫んだ。その後、警察はコウ宏さんを労働教養所のセンター病院に入れた。
センター病院で、コウ宏さんは刑務所の医師による迫害を受けた。当番の医師と受刑者による暴力を受けていた。11月20日、突然、原因不明のままコウ宏さんの精神状態が不安定になり、完全に崩壊してしまった。恐らく不明な薬物の注入によるものと考えられる。大小便もできず、訳もわからない言葉を言うようになった。それにもかかわらず、警察はもっとひどく暴力を加えるようになった。
11月24日、コウ宏さんは第七大隊第一中隊に入れられ、監禁された。精神状態は完全に崩壊したままだった。中隊長の孟樹平をリーダーとする刑務所の警官らは、受刑者の魏紹紅、李紅、黄涛らに指示し、精神状態が完全に崩壊したコウ宏さんに暴力を加え、寒い部屋に入れて冷たい井戸水をかけた。
大隊長の田小海は、こうした日常的に行っている残虐や虐待に対して、見て見ぬふりをしている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年12月14日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/12/191487.html)
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