■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/12/14/mh155230.html 



家族に真相をはっきり伝える重要性について(二)
—2004年に大陸で法を得た経歴—

文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)離婚するまであと半月残っていても、夫は悲しむことも喜ぶこともなく、淡々としており、私は返ってどうしたらよいのか不安になりました。これから一人で子供を連れてどうすればよいのか漠然としていました。ある日、一人で留守をしていた私は、夫が読んでいた大法の本をめくって読み始めました。少し読むと、夫が座禅を組んでいたことを思い出し、彼ができるなら私もできると思いながら、私も結跏趺坐を組みました(私にとっては容易いことでした)。私は夫がやっていた動作を思い出しながら、真似て両手を開き、座禅を始めました。するとすぐ車に乗っているように揺れる感じがしたので、足を下ろし、もう一度やり直しましたが、また同じ感じでした(後に夫に聞いて分かったのですが、それはエネルギーが通っている表れでした)。まさかすべてが本当なの? と私は思いながら、大法の本を読み始めました。

 その時期はあまりにも幸せでした。私は一冊ずつ説法を読み始め、夫は何も言わず家事のすべてをこなし、子供もおとなしくしていました。私は師父の説法の時間順をたどって一冊一冊丁寧に読みながら、自分を浄化しました。食事と睡眠の時だけ止め、次の日になるとまた同じように読み進めていきました。時には涙があふれて流れ出し、時には喜び、時には考えこみ、時には思想業力が私にやめさせようとすることもありました。わからないときは夫に聞きますが、それは妨害だから何も考えずとにかく前に読み進むようにとアドバイスしてくれました。私もそのように実行し、分からないところはそのまま通り過ぎ、約一週間で当時のすべての説法を読み終えました。それでも足りない感じで、もっと知りたいと思い、私は明慧ネットを開き、私の修煉を促すような文章を探して読み始めました。私は大法弟子の「正念正行」に感動し、もし私が古い弟子であるのならどうするべきかと考えました。法の中に溶け込み、「正念正行」さえできれば、私でも難を乗り越えて、衆生を済度することができると思いました。

 続いて、私は自分は大法弟子で、師父は刻々と私を加護してくださっていることが分かり、涙を流しながら師父の講法のビデオを見ました。そのうち、壁にもスクリーンが現れ、卓上と皮膚が金色に変わり、それが大きくなったり小さくなったりと入れ替わり、目を開けても閉じても同様でした。十数日のうち、すべてのビデオを見終えて本を読み、本を読み終えては明慧ネットを読み、それが終わるとまた真相の映像資料を見て(当時はまだ『九評共産党』が発表されていませんでした)、自分の考えをきれいにし、私自身も見れば見るほどはっきり目覚めました。町の中の通り過ぎる人々を見ると、まだ常人だった時代の無知に生きていた自分を思い出しました。幸いにも師父に出会い、大法を得ることができ、法を正す勢いに追いつき、精進して着実に修煉するしかないと思いました。

 また一週間が過ぎたある日、晩御飯をすませてリビングに行った私は愕然としました。他の空間の一部の情景が目の前に広がっているのです。目を閉じても同じで、この情景は約5分間続き、これは私に早く追いつくよう師父が励まして下っているとわかりました。その後、子供も法を得ました。娘には師父の講法を聞かせ、『洪吟』を暗記させ、道を歩くときは「論語」を暗記するようにし、すべてがこんなに短い時間で激変しました。夫は毎日ニコニコしており、まさに「弟子の正念足りれば 師に回天の力有り」(『洪吟ニ』)で、ことはこんなにも不思議に、こんなにも早く展開し、同修らも驚くばかりでした。「この前あなたに会ったときはあのようだったのに、どうして今回はこんなに楽しそうなの? しかも大法のことも一緒にできるなんて・・・」と、私のために喜んでくれました。

 法を得てもう4年になりますが、よくできたときもあれば、よくできていないときもありました。これが修煉であることを私は分かっています。転んだらまた起き上がります。法を得たのが遅いので、立ち止まることはできないのです。私に飛べる技があったとしても、古い弟子よりは10年も修煉時間がかけ離れているのです。私は修煉者である夫の姑に厳粛に言いました。「あなたたちはあまりにも利己的です。なぜ誰も法輪功はどういうものなのかを教えてくれなかったのですか? なぜもっと早く、根気よく私に洪法してくれなかたのですか? 他の人に対する病気治療と健康保持の方面での洪法は私には効かないのです。私は年が若いので、なぜ私が思っていることにあわせて洪法してくれなかったのですか?」

 このことを書いたのも、同修の皆さんに、身近にいるまだ法を得ていない家族に対しても、今後彼らに「あなたたちは利己的過ぎる、どうしてもっと早くこんなに良い法を教えてくれなかったのか」と責められないよう、根気よく焦らないで真相をしっかり説明し、普段、家でも修煉者の基準で厳しく自分を律しなければならないことを伝えたいからです。

 私は、自分が短時間のうちに常人から一人の大法弟子になれたのだから、他の人も私のようになれると思い、周囲の人に注意を払うようにしました。私は常人から抜け出したばかりだったので、常人が大法弟子についてどのように思っているのかが分かっており、彼らの執着がどこにあるのかも分かっていました。師父の慈悲なる按配により、私は子連れのある女性と知り合いましたが、彼女は以前スチュワーデスで、仏教を信じていました。私は彼女と話をし、彼女も熱心に聞いてくれました。私が読んでいる本を読んでみないかと彼女に聞くと、彼女もうなずきましたので、家に連れて行き、読む本がたくさんあるのでこの本は一気に最後まで読むようアドバイスしてあげました。数日後、彼女は『転法輪』を読み終えて返し、また他の講法を借りていきました。彼女は心の中の一部の問題が解決できたと言い、私が法を得た当初の頃と同じように、一冊一冊読み始めました。彼女の読むスピードも速く、一日で一冊、二冊と読み進みましたが、一週間後に急に遅くなりました。私は嬉しい反面ちょっと心配になり、彼女に発正念を教えましたが、彼女はあまり快く応じないばかりか、口訣も言いたくない様子で、理解できないというのでした。夫に相談すると、余計なことは考えないでもう少し待ってみたらどうかと夫が言いました。私はさまざまな人心を放下しました。数日後、また彼女が本を借りに来ました。理解できたのかと私が聞くと、彼女はちょっと分かってきたと言いました。私は、彼女が本を続けて読む気があれば問題はないと思いました。ちょうどキリスト教のイエスの受難を描いた映画のDVDがありましたので、一緒に見ることにしました。私は見たことがあったので、3時間にわたって彼女に映画を見ながら解説してあげました。彼女は始終涙を拭きながら見ており、最後の方になると大声で泣きだしてしまいました。彼女は「私はもうすべて分かりました、今、共産邪党が大法弟子を迫害しているのと同じことですね」と言い、大声で「師父、私は分かりました」と言うのでした。私も彼女のために喜びました。彼女はあっさりした人で、行動も早く、すぐに本と煉功音楽を求め、真相伝えも始めました。私と一緒に学法と煉功をし、正念も強く、時間の余裕もあり、本当に師父の慈悲なる按配に感謝しています。法を得て間もない二人がチームを組んで一緒に精進するよう師父が按配してくださったのでした。 

 私たちの身近な一人ひとりが、実は大法と深い縁があるかもしれないのです。ただ常人の中に迷い込み、私たちが真相を伝え、起こしてくれるのを待っているかも知れません。あなたの目と鼻の先にいる家族もそうかもしれないのです!

 (完)

 2008年12月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/12/9/190917.html

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